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授業科目名 | 微生物生態学 | ||||||||||||||||||||||
時間割番号 | LEV221 | ||||||||||||||||||||||
担当教員名 | 田中 靖浩 | ||||||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・水・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||||||
微生物に関する基礎知識を習得するとともに、環境中における微生物の機能・役割について理解する。また、環境試料中の微生物およびその群集を対象とした一般的な解析・評価手法についても学び、土壌、河川水、活性汚泥等の試料ごとに、適切な解析・評価手法を選択する知識を習得する。本講義で得た知識と理解については「環境調査実習」で活かされる。 <関連するポリシー> PS1:環境中に展開する物理・化学・生命現象と地球の仕組みを説明できる |
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<到達目標> | |||||||||||||||||||||||
1.微生物の定義を理解する。 2.微生物の細胞構造と物質代謝について基本的事項を理解し、生命現象の仕組みを説明できる。 4.環境中に展開する微生物の役割・機能に関する基本的事項を理解する。 5.微生物生態学の研究方法を理解する。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||||||
・スライドを使った講義が中心である(専門用語には英語も併記する)。 ・毎回、授業内容に関する小テスト(専門用語の英語を身につけるためのテストを含む)を実施する。 ・授業内容に関するプレゼンテーションを実施する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||||||
本講義を履修するにあたっては「生物学概論」と「基礎微生物学」を受講し、理解していることが望まれます。 プレゼンテーション(パワーポイント等による発表)はZoomまたはMicrosoft Teamsを用いたオンラインで実施します。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||||||
第1回:微生物生態学とは? 微生物生態学の概要を説明する。 第2回:微生物の定義 微生物の分類、命名、同定について概説した後、微生物生態学で扱われる各種微生物の特徴を説明する。 第3回:微生物生態学の研究方法1 微生物の培養法について概説する。 第4回:微生物生態学の研究方法2 様々な環境試料からのDNA抽出法について概説する。 第5回:微生物生態学の研究方法3 分子生物学的手法を用いた微生物群集構造解析技術について概説する。 第6回:評価1 第1回〜第6回の学習内容に関する評価を行う。 第7回:微生物生態学の研究方法4 環境に潜む微生物(培養できない微生物)とその解析・培養方法について概説する。 第8回:微生物生態学の研究方法5 遺伝子情報に基づく微生物の同定法について学ぶ。 第9回:環境中における微生物の役割・機能1 元素循環における微生物の役割について概説する。 第10回:環境中における微生物の役割・機能2 動物や植物と共生する微生物について概説する。 第11回:環境中における微生物の役割・機能3 土壌汚染、河川の水質汚染をはじめ、様々な環境汚染の浄化・修復に利用できる微生物や農作物生産に影響を及ぼす微生物(植物生育促進根圏微生物、微生物農薬、植物病原菌等)について概説する。 第12回:環境中における微生物の役割・機能4 身近な生活環境中に存在する微生物の役割や機能について概説する。 第13回:評価2 第7回〜第12回の学習内容に関する評価を行う。 第14回:総括1 個々の学生が「微生物生態学」で学習した内容をパワーポイント等にまとめて発表する。 第15回:総括2 個々の学生が「微生物生態学」で学習した内容をパワーポイント等にまとめて発表する。 |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> | |||||||||||||||||||||||
担当教員は公的研究機関(微生物研究分野)での実務経験を有している。 |