山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ |
授業科目名 | 生物化学工学 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | LBT213 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 黒澤 尋 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 後期・金・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
生物化学工学は生物生産工程(バイオプロセス)における物質移動や反応を定量的に取り扱う学問である。本講義では、物質量を正しく取り扱うために必要な「単位」や「対数グラフを利用したデータの解析方法」及び「微分方程式の初等解法」を学ぶ。また、流体力学を題材として化学工学の基礎を身につける。さらに、反応速度論を学び、殺菌における微生物の熱死滅の動力学を理解する。細胞培養に必要な酸素をより良く供給するための酸素の気液間の移動理論についても学ぶ。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
"・物質量を適切な単位を使って定量的に表現できる。 ・微分方程式で表現された現象を理解し、適切に解析することができる。 ・流体力学の基礎を修得している(ベルヌーイの定理、粘度など) ・熱殺菌における微生物の死滅速度論を理解し、運用することができる。 ・酸素移動速度論を理解し、運用することができる。 ・細胞増殖の動力学を理解し、運用することができる。 |
|||||||||||||||||||
<授業の方法> | |||||||||||||||||||
・Zoomによるweb講義形式で行う ・講義内容の理解を深めるため、小テストを10回程度行う ・関数機能付き電卓を使った計算を行う演習を行う ・グラフを作成実習を行う(グラフ用紙にデータをプロットする) |
|||||||||||||||||||
<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
・高校卒業程度の数学の知識を有すること(微分・積分、指数・対数の知識があること) ・関数計算機能付きの電卓を持参すること(スマートフォンは不可) ・直線が引ける定規を持参すること |
|||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:単位と次元国際単位系 第2回:物質量(力と圧力など) 第3回:微分方程式の初等解法 直接積分形 第4回:微分方程式の初等解法 変数分離形 第5回:微分方程式の初等解法 一階線形微分方程式 第6回:データとグラフ(対数グラフ) 第7回:反応速度・細胞増殖 第8回:殺菌 第9回:アレニウス式と熱殺菌 第10回:酸素移動 第11回:酸素移動容量係数(kLa) 第12回:流速、流量、連続の式 第13回:流動特性、粘度、レイノルズ数 第14回:ベルヌーイの定理 第15回:製造工程、総括 |