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授業科目名
担当教員
燃料電池設計特論
宮武 健治/飯山 明裕/野原 愼士/三宅 純平
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
GTG534 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
エネルギー資源の有効利用と地球環境保全のためのキーテクノロジーとして、大きな期待が寄せられている燃料電池は、化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換する高効率かつ地球環境にやさしい発電手段である。とりわけ、電気自動車・家庭コジェネ・携帯電源用として固体高分子形燃料電池(PEFC)が注目されている。本特論では、これらの燃料電池の作動原理について概説し、構成材料の設計と合成、特性評価、応用について講義する。
[到達目標]
燃料電池の作動原理、各種構成材料とその特性評価、応用の理解
[必要知識・準備]
電気化学、物理化学の基礎知識を必要とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %論理的思考能力、問題設定/解決能力 
2受講態度 40  %授業理解力、日常的勉学努力 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 松田好晴, 岩倉千秋, 電気化学概論, 丸善, ISBN:9784621086803
  2. 高分子学会燃料電池材料研究会, 燃料電池と高分子, 共立出版, ISBN:4320043693
[講義項目]
第1回 燃料電池の電気化学
第2回 燃料電池と高分子材料
第3回 燃料電池用プロトン導電性高分子:設計と合成
第4回 燃料電池用プロトン導電性高分子:構造と基礎物性
第5回 プロトン導電性高分子:各種物性の測定方法
第6回 プロトン導電性高分子:その他の応用
第7回 膜電極接合体:構造および各材料の役割
第8回 膜電極接合体:作製方法・構造解析・性能評価・ポスト解析
第9回 燃料電池用電極触媒の設計
第10回 水素製造:概要と各種製造法の特徴
第11回 水電解:熱力学と種類・特徴
第12回 固体高分子形水電解:要素技術
第13回 燃料電池自動車1
第14回 燃料電池自動車2
第15回 総括評価・まとめ