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授業科目名 木材加工実習
時間割番号 EET201
担当教員名 飯野 稔
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
木材は比較的入手しやすく、加工が容易で親しみやすい。そのうえ材料として優れた性質を備えているので、人間が物を作る材料として古くから用いられてきた。しかしその反面、生物材料である木材は特有の性質があり、加工に際しては木材の性質をよく知りその性質に合わせた種々の工夫が必要である。長い間、私達の祖先が工夫してきた、優れた木工具類の特性・機能や基礎的な加工法を木材加工基礎実習により習得する。
<到達目標>
木材加工に関連した、性質、道具、仕立て方、ホゾ組みの加工、組手の加工、機械、安全衛生、木取り、手加工、塗装仕上げについての基礎的事項を習得して、最終的に組手を使った蓋つきのペンシルケースを作る。
<授業の方法>
テキスト、教材により木材・木質材料の性質、木工具の特性、基礎的な木材加工法を概説し、実習課題の花壇用名札、レターラックの製作を手加工、機械加工により授業を進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 100  %作業に対する姿勢、出席日数、作品の仕上がり具合 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
木材はあまりにも身近にあって、その良さが認識されていない面がある。生物材料である木材の加工の容易さ、暖さ、親しみやすさ、難しさを実習を通して人間本来の製作本能や、より上手になりたいという欲求を満たしながら学んでもらいたい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. テキストは授業中に配布するプリントでこれに当てる。
<授業計画の概要>
最終的に組手を使った蓋つきのペンシルケースを作る。
進度は、学生の能力に合わせて進める。
前半:性質の説明、道具の説明、仕立て方、ホゾ組みの加工、組手の加工
後半:機械の説明、使用方法、安全衛生、木取り、手加工、塗装仕上げ