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授業科目名 | 政治学概説(国際政治を含む。) | ||||||||||||||||||||||||||
時間割番号 | EES222 | ||||||||||||||||||||||||||
担当教員名 | 本間 信長 | ||||||||||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・金・III | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||||||||||
先進諸国で「ポピュリズム」現象が見られるようになり、現代政治は混迷を深めているようです。トランプ政権誕生から昨年の米大統領選挙戦・先日の政権交代までの混乱は特に目に余るものでした。このような時代だからこそ、投票の重要性を理解して現代政治を批判的に見ていくために、1.政治という営みの基本的特徴、2.現代政治の特質、3.及びそれに現在付随している「ポピュリズム」について学習します。 | |||||||||||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||||||||||
1.学習した事項・用語について基本事項・用語の意味を問うような簡単な選択式問題で正答を導き出し、またそれらについて説明できること。 2.授業計画の学習内容にある各項目について予習・復習を通じて理解を深め、その知識を利用しながら現代の政治事象について多角的に・冷静に観察する重要性を意識できること。 3.上の2.を踏まえ、レポートやテストでの論述問題において課題に対して自分の考えを説得的に述べることができること。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||||||||||
・対面授業を実施する予定です。(状況次第では変化が生じる可能性があります。その場合はオンデマンド型の授業にする予定でおります。) ・テキストの予習・前回授業内容の復習を前提とした演習に、講義を加えます。高校レベルまでのおさらいも含まれるので、今まで政治について学んでいなくても困りませんが、予習・復習は怠らないように。 ・事前・事後の学習について:学生は、ほぼ毎回テキストの指定範囲を読み、指示された語句について自らその定義や概念を学習します。必ずしも毎回ではありませんが、授業冒頭に、予習範囲の「予習確認テスト」と前回授業の「復習小テスト」とが行われ、その後の授業では講義形式でテキストの内容の解説・補足等が行われます。各回の予習・復習の範囲および予習確認テストと復習小テストについては毎回の授業での指示に従ってください。欠席した学生は、出席した学生からその指示について聞いておいてください。 ・予習・復習の学習時間について:毎回の学習内容の難易度による差や個人差があると思いますが、予習確認テストのための学習は少なくとも1時間、復習小テストのための復習も同じく少なくとも1時間になると推定されます。その他に、学期中一度の課題レポートと中間試験、期末試験があります。それぞれ十分時間をかけて準備するようにしてください。 なお、コロナウィルス対策として以下の点に注意しますし、皆さんのご協力もお願いします。 ・マスクを着用(未着用での出席はできません) ・学生間の距離は1m 以上とること(着席時に各自注意してください) ・定期的に窓を開けて、換気を行う ・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する よろしくお願いいたします。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||||||||||
政治学や現代の政治現象に関心のある全ての方の受講を歓迎します。 | |||||||||||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||||||||||
第1回 導入、政治と政治学について 第2回 マックス・ヴェーバー『職業としての政治』1 政治の特徴 第3回 マックス・ヴェーバー『職業としての政治』2 ヴェーバーの理想の政治家像 第4回 小泉政治と日本政治の変化、ポピュリズム 第5回 政治主導と政治における代表、討論による統治 第6回 中間テスト(範囲:第1〜第5回)、現代ポピュリズムの登場(導入) 第7回 政治現象としてのポピュリズム1:ヨーロッパのポピュリズム(英国含む) 第8回 政治現象としてのポピュリズム2:米国のポピュリズム 第9回 現代政治の特徴1:科学技術と政治(「イノベーション」) 第10回 現代政治の特徴2:政治哲学の重要性 第11回 現代リベラリズム 第12回 現代リベラリズムへの批判 第13回 現代政治と政治の在り方(デモクラシー、政治哲学、討論による統治、多元的共和主義) 第14回 現代政治の困難と「教育」が政治に果たす役割 第15回 総括評価まとめ (場合により追加や割愛の可能性があるので、ご承知おきください) |