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授業科目名 地誌学
時間割番号 EES212
担当教員名 尾藤 章雄
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2021年度開講 生活社会教育コース2,3,4年次生
<授業の目的および概要>
 中学校、高等学校の社会科地理分野における外国地誌の内容について、指導要領の枠組みと高校地理の教科書を基本として、綿密な資料収集をしてとりまとめ、発表する。あわせて国内外の機関がWEB上に公開している当該地域の資料、日本との関係、最近のニュースなどを交えて、地誌学的な地域の見方・考え方が理解できるようにする。この科目は「COC地域課題解決人材育成プログラムの対象科目」である。
※ 本授業科目は、「COCコース別専門科目」である。
<到達目標>
実際に調査ができない海外の地域についての地誌的な資料収集方法、授業方法を理解する。
<授業の方法>
指導要領の枠組みに従って10の地域に分けて、各地域を数名のグループ員で担当し、資料収集を行い、その結果を8項目から構成されるレジメにまとめて発表する。受講生は発表内容について適切な質問を用意して討議を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %時事問題について最終週に試験を行って評価する。 
2受講態度 20  %発表内容に対する質問、討議への参加への積極性を評価する。 
3発表/表現等 30  %地誌的な資料収集、調査結果のレジメへのとりまとめ、プレゼン内容を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
前期に開講する「地理学概論」を履修した後に受講することが望ましい。
<テキスト>
  1. 帝国書院, 高校教科書 新詳地理B, 帝国書院
  2. 矢ケ崎典隆 ・ 加賀美雅弘 ・ 牛垣雄矢ほか, 地誌学概論, 朝倉書店
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1回 地誌学の考え方
2回 中学校・高等学校地理分野における外国地誌の枠組み
3回 地誌学的な調査方法
4回 東アジア地域の発表と討議
5回 東南アジア地域の発表と討議
6回 南アジア地域の発表と討議
7回 アングロアメリカ地域の発表と討議
8回 ラテンアメリカ地域の発表と討議
9回 ヨーロッパ地域の発表と討議
10回 ロシア地域の発表と討議
11回 中東地域の発表と討議
12回 北アフリカとサハラ以南のアフリカ地域の発表と討議
13回 オセアニア地域の発表と討議 
14回 外国地誌の調査についてのまとめ
15回 日本地誌と外国地誌との整合について