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授業科目名 日英対照言語学
時間割番号 EEL231
担当教員名 本多 正敏
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
・日本語の事例と対応する英語の事例を比較検討することで、各言語の音韻的/形態的特性や統語的/意味的特性等に関する共通点と相違点を理解する。
・言語学における基礎的な概念を活用して、基本的な言語現象・言語データを分析する能力を養う。
<到達目標>
・人間の生涯発達を視野に入れて言語教育の諸課題に対応できる能力を備えた教員になるために、日本語話者、及び英語話者が潜在的に持つ文法知識を観察し、そこに見られる規則性を捉え、分析できる能力を身に付ける。
<授業の方法>
・この授業は、Zoom による双方向型オンライン授業(教員による講義とテキストの内容に関する受講者同士のディスカッションを中心とする)で実施する。
・授業内外で、テキストの内容に関する演習問題に取り組む。
・事前学習(各授業で扱うテキストの内容の予習)を必須とする。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %テキストおよび授業の内容の理解 
2試験:中間期 30  %テキストおよび授業の内容の理解 
3発表/表現等 40  %言語学の概念に基づく日本語と英語の事例の分析とその説明 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「言語学概論」では、英語の音、単語、文等がどのような仕組みによって成立しているか、また、その仕組みにはどのような規則が潜んでいるかを考察しました。この授業では、そのような英語の仕組みと日本語の仕組みを比較検討することで、各言語の共通点・相違点に関する理解を深めます。
 授業内容を皆さんの過去の英語の学習経験と照らし合わせることで、英語を学んだり、教えたりする上での留意点を一緒に考えていきましょう。
<テキスト>
  1. 三原健一・高見健一(編), 日英対照 英語学の基礎, くろしお出版, ISBN:978-4-87424-600-9
<参考書>
  1. ・授業内で指示・案内します。
<授業計画の概要>
1. オリエンテーション
2. 第1章 音韻論 (1)
3. 第1章 音韻論 (2)
4. 第2章 形態論 (1)
5. 第2章 形態論 (2)
6. 第3章 統語論 (1)
7. 第3章 統語論 (2)
8. 中間試験
9. 第4章 統語論―情報構造 (1)
10. 第4章 統語論―情報構造 (2)
11. 第5章 語彙意味論―(1)
12. 第5章 語彙意味論―(2)
13. 第6章 認知意味論 (1)
14. 第6章 認知意味論 (2)
15. 期末試験(・第7章概説)