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授業科目名 被服科学実験
時間割番号 EEK312
担当教員名 岡松 恵
開講学期・曜日・時限 前期・月・III-IV 単位数 2
<対象学生>
3年生
<授業の目的および概要>
「被服科学」の授業で得た知識を実験によって確認し、日常の衣生活における諸現象に結びつけた考察を行う。また家庭科教育における被服実験を念頭に、身近な材料や用具を使ってできる調査や、分かりやすい実験授業についても検討する。
<到達目標>
各実験の目的や方法を理解でき、適切に実施できる。
安全に実験を行うための知識と技術を持ち、グループで協働できる。
実験結果にもとづいた論理的なレポートを作成できる。
<授業の方法>
実験。授業形態については、感染防止に努めた上での面接授業が主になる。変更する場合には事前通知する。毎回、実験レポートの提出を求める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %知識の正確さ、論理性、十分な考察 
2受講態度 40  %実験態度、他者との協働 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
実験の内容は、授業の進捗状況に応じて変更する場合がある。「被服科学」を受講していること。
<テキスト>
  1. プリントを配布する。
<参考書>
  1. 授業中に指示する。
<授業計画の概要>
第1回 小・中学校の家庭科でとりあげられる被服科学実験について
第2回 高等学校の家庭科でとりあげられる被服科学実験について
第3回 実験試料の準備
第4回 洗剤の働き
第5回 水の硬度の測定
第6回 酵素・ビルダーの効果
第7回 漂白の効果
第8回 繊維の鑑別
第9回 糸の番手の測定
第10回 繊維から糸へ
第11回 撚りの観察
第12回 布のドレープ性
第13回 布の吸水性
第14回 ミシンのしくみと縫い目の観察
第15回 まとめ
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
高等学校での家庭科教育の経験を活かし、家庭科の授業内容の基礎となる実験や、学校教育の場で安全で手軽に出来る実験などを実施し、実践的な教育を行う。