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授業科目名 被服学概論(被服製作実習を含む。)
時間割番号 EEK212
担当教員名 岡松 恵
開講学期・曜日・時限 前期・火・III-IV 単位数 2
<対象学生>
2年生・4年生
<授業の目的および概要>
被服構成の基本を学び、洋裁と和裁の基礎的な縫製技法を用いてスモックと浴衣(大裁単衣長着)を製作する。また家庭科における被服製作実習の内容や意味を理解し、安全で適切な実習授業を計画・実施できることを目的とする。
<到達目標>
被服構成の基本事項を説明でき、丈夫で着心地の良いスモックと浴衣を製作できる。
家庭科における被服製作実習の内容や意味を説明でき、安全で合理的な被服製作を計画・実行できる。
<授業の方法>
実習と講義を行う。授業形態については、感染防止に努めた上での面接授業が主になる。変更する場合には事前通知する。事前学習(宿題)が数回ある。また授業時間内に目標まで達しなかった場合も宿題となる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 30  %出席回数、授業への取り組み姿勢(安全で計画的な製作ができているか) 
2発表/表現等 70  %基礎的な知識に基づいた適切な製作の実行、縫製技法の習熟度 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
製作物や授業計画の内容については、授業の進捗状況に応じて変更する場合があります。
浴衣地(木綿反物)とスモック用布、糸、裁縫道具は各自で準備してください。用布や初回授業の準備に関して、MoodleまたはCNSの掲示で連絡します。
*製作を伴う実習授業のため、欠席しないようにしてください。
<テキスト>
  1. プリントを配布する。
<参考書>
  1. 授業中に指示する。
<授業計画の概要>
第1回 服飾造形の基礎(洋裁)、スモック製作1(型紙製作、裁断、印つけ、仮縫)
第2回 スモック製作2(ポケット付け、袖つくり、肩縫い)
第3回 スモック製作3(衿付け、袖付け、脇縫い)
第4回 スモック製作4(仕上げ)
第5回 服飾造形の基礎(和裁)、大裁単衣長着製作1(裁断、印つけ、背縫い)
第6回 大裁単衣長着製作2(印つけ続き、袖つくり)
第7回 大裁単衣長着製作3(肩当て、居敷当て)
第8回 大裁単衣長着製作4(衽付け)
第9回 大裁単衣長着製作5(衿下と裾の始末)
第10回 大裁単衣長着製作6(衿つくり)
第11回 大裁単衣長着製作7(衿付け)
第12回 大裁単衣長着製作8(脇縫い)
第13回 大裁単衣長着製作9(袖付け)
第14回 大裁単衣長着製作10(仕上げ)服飾造形概説3(まとめ)
第15回 着装、家庭科における被服製作実習
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
高等学校での家庭科教育の経験を活かし、被服製作実習を通して、物づくりの愉しさや着用する喜び、製作物に対する興味を引き出す実践的な教育を行う。