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授業科目名 | 近代文学演習IB | ||||||||||||||||||
時間割番号 | EEJ215B | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 尾形 大 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
2年生〜4年生 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
「文学」とは、けっして作家個人によってのみ作られるものではありません。そこには実に多様な文化的・社会的・歴史的な背景がともないます。本授業は、明治期末の自然主義文学への反応を梃子に生み出された大正期の文学を取り上げて、それぞれが内包する諸要素を整理・分析することを通して、同時代状況と文学の交錯の実態について考察していきます。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
日本の近現代文学研究の基礎を学ぶことを目的とし、以下を到達目標とします。 1.文学を専門的に研究するために必要な基礎的な知識、姿勢、調査方法を修得すること。 2.大正期の文学動向の中における各テクストの位置付けを説明できるようになること。 3. レジュメ作成および発表の技術を養うこと。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
主に演習形式で進める。 面接・ライブ型を併用する。 面接授業ではコロナウイルス感染防止対策を実施する。 ・マスクを着用させ、学生間の距離は1m以上離す・定期的に窓を開けて、換気を行う。 ・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。 ライブ型授業は以下の形態で実施する。 ・教員がZoomにより毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する。 ・適宜学生の思考の時間、質問等の時間を設ける。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
授業に際しては、あらかじめ議題となる作品を熟読してのぞみ、討議には積極的に参加し発言すること。 | |||||||||||||||||||
<テキスト> | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
以下は主なテキストの収録作ですが、実際の発表作品およびスケジュールは受講者と協議の上で決定します。 第 1回 ガイダンス―「近代文学」「文学史」とは何か?/発表担当決め 第 2回 講義―明治末の自然主義文学の特徴について学ぶ 第 3回 講義―「反自然主義」について学ぶ 第 4回 発表?―佐藤春夫「西班牙犬の家」? 第 5回 発表?―佐藤春夫「西班牙犬の家」? 第 6回 発表?―有島武郎「小さき者へ」? 第 7回 発表?―有島武郎「小さき者へ」? 第 8回 発表?―芥川龍之介「奉教人の死」? 第 9回 発表?―芥川龍之介「奉教人の死」? 第10回 発表?―宇野浩二「屋根裏の法学士」? 第11回 発表?―宇野浩二「屋根裏の法学士」? 第12回 発表?―川端康成「葬式の名人」? 第13回 発表?―川端康成「葬式の名人」? 第14回 講評および相互評価 第15回 まとめ |