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授業科目名 保育実践演習III
時間割番号 EEI143
担当教員名 多田 幸子
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
幼小発達教育コース学生、幼稚園教諭免許状取得希望者
<授業の目的および概要>
幼児期の自己視点的また他者視点的な認知の発達について、また多視点性の獲得が児童期以降の学びとどう繋がり、教科学習の基盤となりうるのかを解説する。実践事例を読み解きながら、施設保育のどういった環境がこどもの多視点性獲得を促すかを考え、議論する。
<到達目標>
1 幼児期における視点取得能力とその発達的変化を理解する
2 対象を異なる視点からとらえる力の発達に影響を与える要因について理解する
3 多視点的な思考を促す保育環境について議論し、実践する手立てを考える
<授業の方法>
6月の土日に集中開講し、1回目2コマ、2回目2コマ、3回目3.5コマの集中で、全3回7.5コマの実施を予定します。各回は、講師による解説とテーマに基づいたワークを中心に実施します。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %レポート 
2受講態度 20  %授業への参与度 
3発表/表現等 40  %口頭での発表・報告 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
幼児期のこどもの発達と保育に関わる学内での学び、学外での実習経験等をふりかえりながら、受講してください。
<テキスト>
  1. 適宜必要な資料を講師が準備します
<参考書>
  1. 各回の授業内で紹介します
<授業計画の概要>
1 乳幼児期の認知発達:知覚、情動、思考そして社会性の発達
2 乳幼児期の認知発達:発達に寄与するさまざまな要因
3 発達早期における自己視点の確立と他者視点の取得
4 保育施設での生活を通してみるこどもの多視点性の育ちとその援助
5 保育施設での遊びを通してみるこどもの多視点性の育ちとその援助
6 児童期の学習とのつながり:教科の指導
7 児童期の学習とのつながり:生活の指導