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授業科目名 情報メディアの活用
時間割番号 EEC355
担当教員名 成田 雅博
開講学期・曜日・時限 後期・月・V 単位数 2
<対象学生>
3−4年生
<授業の目的および概要>
学校図書館の蔵書データベースをはじめとする情報メディアの仕組みと活用方法について理解する。また,教科等の学習において情報活用能力を育成したり,教科の目標をよりよく達成するために,情報メディアを活用する教育内容・方法や学習環境の整備に関する知識も獲得する。
<到達目標>
授業づくりにおいて、学校図書館を活用した教材研究、教材開発及び学習指導案を開発・作成することができる。
・情報活用能力育成の教育内容や情報メディアを活用した教育方法の開発や学習環境の整備の実践的配慮事項がわかる。
・教科の目標をよりよく達成するために情報通信技術を活用することができる。
<授業の方法>
対面授業。講義およびコンピューター実習。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %レポートの内容・論理的構成 
2受講態度 20  %授業への積極的参加 
3発表/表現等 30  %授業への貢献 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
データベースをはじめとする情報メディア一般の仕組みについての理解を深めてほしい。公立図書館や学校図書館を訪れたり,フロアプラン,機器リストを見たりして,情報メディア活用の意義やその効果と課題について考えてほしい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 堀田龍也 (編)・塩谷京子 (編), 学校図書館で育む情報リテラシー―すぐ実践できる小学校の情報活用スキル, 全国学校図書館協議会,
    (2007年出版)

  2. 宅間紘一, はじめての論文作成術 問うことは生きること, 日中出版,
    (2000年出版)

  3. 宅間紘一, 学校図書館を活用する学び方の指導―課題設定から発表まで (新しい教育をつくる司書教諭のしごと (1)), 全国学校図書館協議会,
    (2002年出版)

  4. 福井大学教育地域科学部附属中学校研究会, 中学校を創る―探究するコミュニティへ, 東洋館出版社,
    (2004年出版)

  5. 鎌田和宏, 教室・学校図書館で育てる小学生の情報リテラシー, 少年写真新聞社,
    (2007年出版)
<授業計画の概要>
1.校内における学校図書館メディアの選択と構成
2.学校教育と情報活用能力・情報リテラシーの関係と学校図書館の役割
3.教科学習に関する学習情報センターとしての学校図書館の役割
4.総合的な学習の時間・総合的な探究の時間及び総合学習、特別活動における学校図書館の役割
5.児童・生徒の学習成果の蓄積・共有の場としての学校図書館
6.読解力・メディアリテラシーを育成する学校図書館の実践
7.情報メディアの利用と知的財産権についての考察
8.学校図書館のネットワークと社会的連携
9,学校図書館用語集とパスファインダーを含むWebサイトの構成と活用の概要
10.Webサイトの作成の方法
11.Webサイトにおいて公開する内容について関連情報の収集・整理
12.Webサイトにおいて公開する内容の検討
13.Webサイト全体の自己評価
14.Webサイトについての、クラス全体での発表(ピッチ)
15.総括的評価。