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授業科目名 | 国語科実践史演習II | ||||||||||||||||||
時間割番号 | EEC249 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 齋藤 知也 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・水・I | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
2年生以上(2年生で履修することが望ましい) | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
国語教育の研究と実践の入門演習。戦後の国語教育の研究や実践を論文を読みながら考えていくことにより、国語教育史を把握し、その到達点と課題をふまえて国語科の授業を構想していきたい。同じく前期に開講される中等国語科教育法と連動し、後期の国語科授業開発演習における教材研究の実践につながっていく授業である。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
1.戦後の国語教育史の到達点について説明できる。 2.省察的実践家として、さまざまな問題を解決できる力を獲得していくために、国語教育史の把握の上にたち、これからの国語科教育の課題について記述することができる。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
演習及び講義。発表者はもちろん、受講者全員が事前に配布した資料を熟読し、自分なりの考え方をもって意見交換を行う。なお、形態は、状況と授業内容に応じて、TeamsやZOOM等のテレビ会議システムを利用した同時双方型リアルタイムオンライン授業と、面接授業を組み合わせる予定である。適宜、MoodleやCNSも活用する。面接授業を行う際は、マスクを着用、学生間の距離を1メートル以上離し、定期的に窓を開けて、換気を行い、授業前後にも手洗い・手指消毒を徹底するなど感染防止対策をし、実施するものとする。 授業形態については、事前にCNS等を通じて履修者に知らせるので、必ず確認すること。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
国語教育史についての視野を有し、これからの国語教育のあり方について考える力をもった学生を現場に送り出したい。前の時間に資料は配付するので、読んで参加すること。 中等国語科教育法Iとともに履修することが望ましい。2年生での履修が望ましい。 国語教育関係で卒論を書く者は必ず履修すること。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
1. ガイダンス/授業時間外に次回の準備学習 2. この授業を貫く問題系について 3. 学習指導要領の歴史について 4. 「読むこと」の授業における現在の論点について 5. 戦後の文学教育の歴史について 6.「正解到達主義」と「正解到達主義批判」について 7.「主観主義と客観主義」論争について 8. 読書主体の問題について 9. 読者論について 10.語り論について 11. 文学教育と「他者」の問題について 12. 文学教育と「言葉の教育」の関係について 13.実践史を現在の教材研究を生かすための方法について 14.実践史を現在の授業構想に生かすための方法について 15.まとめ |