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授業科目名 中等国語科教育法III
時間割番号 EEC247
担当教員名 尾形 大
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
2年生以上(2年生で履修することが望ましい)
<授業の目的および概要>
中学校・高等学校の「国語科」の教材研究法について習得し、活用できるようにする。最初の数回は総論的な問題提起、その後、具体的な教材を取り上げ、自らの教材開発に進んでいく。
<到達目標>
1.中学校・高等学校の「国語科」の教材研究法について習得し、活用できるようになる。2.教材に対する学習者の疑問をつかむ。
3.学習者の疑問を教材に即して読み解いていく。
4.学習目標と学習課題を明確にし、授業計画を立てる。
5.各自の研究を交流し合う。
<授業の方法>
講義と演習を組み合わせる形式で進める。
面接・オンデマンド型を併用する。
面接授業ではコロナウイルス感染防止対策を実施する。
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m以上離す・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。
オンデマンド型授業は以下の形態で実施する。
Moodle上に演習課題、学修の進め方、関連資料などの必要事項をアップロードし、学生が解決課題を回答
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %各自が作成した授業計画をもとに、議論内容を踏まえ発展させられていること 
2受講態度 50  %参加姿勢、グループワークへの参画度等 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教材は事前に配布するので読んできてください。
<テキスト>
  1. 特に定めない。必要に応じてプリントを配布する。
<参考書>
  1. 文部科学省[編], 中学校学習指導要領解説 国語編, 東洋館出版社
  2. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領解説 国語編, 教育出版
<授業計画の概要>
【第1回】ガイダンス 授業内容及び授業の進め方の説明・授業内で扱う具体的な教材の決定
【第2回】概説1文学作品と国語教科書の関連性(「学習指導要領」と教科目標)
【第3回】概説2文学研究と教材研究の関連性(「学習指導要領」と教科内容)
【第4回】高等学校の小説教材1 導入(近代小説の読み方と学問的背景)
【第5回】高等学校の小説教材2 基礎(近代小説の読み方と教材研究の方法)
【第6回】高等学校の小説教材3 発展(近代小説の読み方と実践研究の動向)
【第7回】高等学校の小説教材4 応用(近代小説の読み方と授業設計への応用)
【第8回】中学校の小説教材1 導入(近代小説の読み方と学問的背景)
【第9回】中学校の小説教材2 基礎(近代小説の読み方と教材研究の方法)
【第10回】中学校の小説教材3 発展(近代小説の読み方と実践研究の動向)
【第11回】中学校の小説教材4 応用(近代小説の読み方と授業設計への応用)
【第12回】韻文の教材1 基礎(近代詩の歴史と教材研究の方法)
【第13回】韻文の教材2 発展(近代詩の技法と実践教育の動向)
【第14回】韻文の教材3 基礎(短詩型文学の歴史と教材研究の方法)
【第15回】韻文の教材4 発展(短詩型文学の技法と実践教育の動向)