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授業科目名 青年期心理学
時間割番号 EEC118 B
担当教員名 尾見 康博
開講学期・曜日・時限 前期・火・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
生涯発達の流れ(過程)の中で思春期・青年期を位置づけその発達区分と発達的特質および発達課題を他の発達期と比較しながら学ぶ。さらにそれをふまえて、現代の学校教育場面における諸問題を発達的にどう理解するか、また現代の若者の世代的特質をどう理解すべきかについて考える。
<到達目標>
青年期の子ども理解のための青年心理学に関する基礎的知識を習得し,その知識を身近な事例を使って説明できること。
<授業の方法>
基本的に講義形式ですが,テーマを設定した上で,有志による発表も取り入れます。

感染状況により,オンラインで実施します。オンラインの場合,ライブ型とオンデマンド型を併用します。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %青年期の子ども理解のための知識について具体的レベルで理解しているか確認します。 
2小テスト/レポート 10  %青年期の子ども理解のための知識について具体的レベルで理解しているか確認します。 
3受講態度 30  %授業内で,積極的に質問するか,意見を述べるかを重視します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
   部活問題を手がかりに,今まさに青年期にいる自分,また,他者としての青年について,自分なりの視点を持つためのきっかけをつくることを目的とします。授業への積極的な参加を求めます。
   オンラインの場合,ライブ型としてはzoomもしくはteamsを使います。オンラインの場合でも対面の場合でもmoodle(オンデマンド)は活用します。
<テキスト>
  1. 尾見康博著, 日本の部活 : 文化と心理・行動を読み解く, ちとせプレス, ISBN:9784908736117,
    (2019年出版)
<参考書>
  1. 白井利明, よくわかる青年心理学, ミネルヴァ書房, ISBN:4623044734
<授業計画の概要>
第1回:部活から見る青年期
第2回:部活の勝利至上主義
第3回:部活の気持ち主義
第4回:部活の一途主義
第5回:部活の減点主義
第6回:青年期の思考
第7回:青年期の感情
第8回:青年期のからだと心
第9回:ジェンダー
第10回:性と恋愛
第11回:アイデンティティ
第12回:自己と文化
第13回:青年期の友人関係
第14回:有志によるプレゼンテーション
第15回:総括評価・まとめ