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授業科目名
在宅看護論
担当教員
菅沼 真由美/中込 由紀代
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNF301 2 3 前期
[学習目標]
小児・成人・高齢者・精神看護活動論での学びを踏まえ、在宅看護の特徴と在宅療養者および家族について理解を深め、在宅看護に求められる基本的知識を習得する。
[授業計画
第1回 オリエンテーション/在宅看護の概念
第2回 地域療養を支える制度/在宅看護を支える訪問看護
第3回 在宅療養者と家族の支援
第4回 在宅看護の実際:家庭訪問・初回訪問・在宅療養を支える基本技
第5〜9回 対象に応じた在宅看護(事例を含めた学習)
 1) 高齢者:脳梗塞後遺症・認知症・独居高齢者
 2) がん:慢性期〜エンドオブライフケア
 3) 神経難病:ALS療養者、パーキンソン病
 4) 心不全・COPDを持つ療養者
 5) 障害:脊髄損傷
 5) 重症心身障害児と精神疾患をもつ療養者
第10回 地域包括ケアシステムにおける在宅看護 *医療機関における退院調整
第11回 【演習1】在宅看護過程1 在宅療養における看護過程の展開技術/アセスメント
第12回 【演習2】在宅看護過程2 グループワーク:アセスメント 看護計画立案
第13回 【演習3】在宅看護過程3 グループワーク:看護計画立案
第14回 演習の振り返り
第15回 全体まとめ(演習課題の提出)
[到達目標]
(1)在宅看護の特性と役割を述べることができる
(2))在宅ケアシステムの概要を図示し説明できる
(3)在宅療養者と家族の特性と看護のポイントを整理し記述できる
(4)訪問看護の特徴と情報収集・アセスメントのポイントを記述できる。
(5)様々なj状態にある在宅療養者と家族を支援する看護の特性と方法を説明できる
(6)在宅看護実践力を習得するために、看護過程の展開ができる
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
教員が看護師として経験した事例等を含めながら、授業を行う。
実務者に一部講義を依頼し、より具体的な学びにつなげる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %講義で学習した事柄に関する理解度をみる。100点満点換算で60点以上を合格とする。 
2小テスト/レポート 30  %授業内課題および演習課題の提出とその内容を評価する。 
3受講態度 10  %出席および授業参加度をみる。 
[教科書]
  1. 臺 有桂 編集, 在宅療養を支えるケア, メディカ出版 2020年
  2. 臺 有桂 編集, 在宅療養を支えるケア, メディカ出版 2020年
[参考書]
  1. 渡辺裕子監修, 家族看護を基盤とした在宅看護論1概論編, 日本看護協会出版会,2014年, ISBN:9784818012523
  2. 渡辺裕子監修, 家族看護を基盤とした在宅看護論2実践編(第3版), 日本看護協会出版会,2014年, ISBN:9784818012530
  3. 河野あゆみ編集 ; 草場鉄周編集協力, 強みと弱みからみた在宅看護過程+総合的機能関連図, 医学書院, ISBN:9784260036849,
    (2018年出版)

  4. 杉本正子, 眞舩拓子編集, 在宅看護論 : 実践をことばに 第6版, ヌーヴェルヒロカワ, ISBN:9784861740688,
    (2016年出版)

  5. 篠崎恵美子・藤井徹也, 事例から学ぶ地域・在宅看護論, 医学書院, ISBN:9784260046183
  6. 高橋恵子, 家でのこと 訪問看護で出会う13の珠玉の物語, 医学書院, ISBN:9784260043151
  7. 河野あゆみ編集, 在宅看護論 第5版, メヂカルフレンド社, ISBN:9784839233655,
    (2019年出版 新体系看護学全書)