山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
精神看護活動論1(精神保健看護概論)
担当教員
坂井 郁恵/宮田 知子/小松 郷
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNE203 2 2 後期
[学習目標]
◎健康と疾患・障害の状態の連続線上にあるメンタルヘルスの概念を習得するとともに、メンタルヘルスをより良く保つためにライフサイクルを通じて求められる多様な心のケアについて理解する。
◎精神障害者と家族をとりまく環境を理解し、精神看護の実践に求められる基本的知識と技術、態度を習得する。
[授業計画
1. 10月 5日(火) 9:00−10:30 精神看護とは(宮田)
2. 10月12日(火) 9:00−10:30 こころの健康とは(坂井)
3. 10月14日(木)16:30−18:00 精神力動と自我防衛機制(宮田)  
4. 10月19日(火) 9:00−10:30 ライフサイクル各期の特徴と危機(宮田)
5. 10月26日(火) 9:00−10:30 看護師のコミュニケーション技術(小松)
6. 11月24日(水)16:30−18:00 自己学習
7. 11月30日(火) 9:00−10:30 精神医療における倫理と人権(坂井)
8. 12月 7日(火) 9:00−10:30 諸外国における精神医療の変遷(小松)
9. 12月 7日(火)13:10−14:40 日本における精神医療の変遷(小松) 
10. 12月14日(火) 9:00−10:30 精神保健福祉法(坂井) 
11. 12月14日(火)13:10−14:40 障害者総合支援法他(坂井)
12. 1月11日(火) 9:00−10:30 精神障害者と家族(坂井)
13. 1月18日(火) 9:00−10:30 精神医療におけるスティグマ(宮田)
14. 1月18日(火)13:10−14:40 災害時の精神保健医療活動(宮田)
15. 1月19日(水)14:50−16:20 諸外国の精神保健医療福祉(坂井)
16. 1月25日(火) 9:00−10:30 試験(坂井 他)
*日程と内容が変更する場合あり

各授業は面接授業にて実施予定であるが、授業実施形態の変更がある場合は事前にCNS掲示板にて連絡する。
面接授業時、受講生はマスクを着用し、授業前後には手洗い・手指消毒を行うこと。
なお、授業時間中は定期的に窓を開けて換気を行う。      
[到達目標]
1. 知識
 1)精神看護学の基本概念を理解できる。
 2)心の健康と身体機能・社会的状況との関連を理解できる。
 3)心の健康と環境との関係を理解できる。
 4)自他の心身の健康を維持・増進する方法について理解できる。
 5)精神科医療の歴史、法律、人権保障を理解できる。
 6)精神障害者と家族を理解できる。
2. 技術
 1)言語的・非言語的コミュニケーション・スキルの手段を理解できる。
 2)精神障害者と家族の権利を尊重した関わりを理解できる。
3. 態度
 1)精神障害者の看護に関心を持つことができる。
 2)精神障害者が社会でどのように受け入れられているのかに気づくことができる。
 3)精神障害者の人権を尊重し、倫理的な諸問題に対処し、精神障害者の人権と権利を擁護できる。
 4)精神障害者に対する自己の思いに気づくことができる。
 5)精神障害者の家族の気持ちを尊重した援助的関係を形成するための態度をとることができる。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
授業を担当する全教員が臨床での精神科看護実践の経験をもつことを活かし、看護対象者が置かれている実際の環境や彼らが抱えている問題に対して具体的な説明を織り交ぜ、対象者の特徴を理解できるように授業展開を行っていく。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %授業理解力、論理的思考能力、表現力を総体的に評価する 
2小テスト/レポート 10  %授業理解力、表現力、自発的勉学の程度を評価する 
3受講態度 20  %授業に臨む態度を評価する(知的好奇心や探究心、主体性の有無、日常的勉学努力、出席状況等) 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)