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授業科目名
基礎看護学実習2(看護過程展開の実際)
担当教員
浅川 和美/山田 章子/中込 由紀代/才川 恵/寺田 あゆみ
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DND204 2 2 後期
[学習目標]
 対象者と人間関係を築き、豊かな人間性を培うことの必要性について考える。看護実践力を修得するために、アセスメントと看護実践を通して、看護過程を展開する方法を修得する。実習を通して自己の看護観を明確にし、自己の課題を明確にし、自己研鑽力を高める。
[授業計画
令和3年10月 5日(火) 5限     第1回基礎看護学実習2オリエンテーション
令和3年10月26日(火)3・4限   第2回基礎看護学実習2オリエンテーション
/電子カルテの操作演習/実習に向けた技術練習
令和3年11月1日(月)〜 19日(金)臨地での実習
*基礎看護学実習2の実習要項を参照すること


注1.実習オリエンテーションには必ず参加をすること。
注2.2年生前期の専門科目の単位を修得していることが望ましい。未修得の場合は、事
前に申し出ること。
注3. 基礎看護学実習2はライブ型、面接授業で行う。
[到達目標]
1)対象者との人間関係を築く
(1)目的を明確にしてコミュニケーションをはかる
(2)対象者の反応を観察しながらコミュニケーションをはかる
(3)対象者とのコミュニケーションを通して、対象者と看護師との相互作用の重要性に
   気づく

2)対象者の情報を整理し、対象者の特徴を見出す
(1)健康状態に関する情報を多方面から収集する
  ・対象者や家族との会話より情報を得る
・対象者にフィジカルイグザミネーションを行い、情報を得る
  ・カルテや記録類より情報を得る
  ・他の医療スタッフより情報を得る
(2)収集した情報を系統的に整理する
  ・会話から得た情報を正確に記録する
・観察した事実を正確に記録する
・情報を看護の視点に基づき分類する
  ・情報を系統的に整理する
(3)情報を分析・解釈をして対象者の特徴を見出す
  ・情報を分析・解釈しながら不足している情報を確認する
  ・情報の分析・解釈をもとに対象者の特徴を見出す

3)看護実践を通して対象者の特徴をふまえた看護の工夫点を考える
(1)対象者に必要だと判断した看護実践の計画を立案する
  ・対象者に必要な看護実践とその理由を考える
  ・看護実践により期待される結果(目標)を対象者の特徴を踏まえて表現できる
  ・看護実践の方法を日時、実施者、方法(観察計画、実施計画、説明計画などを組み合わせた手順など)を考えながら、具体的に立案することができる
・対象者にあった工夫点を実践計画に取り入れることができる
(2)自己の実践計画に基づき実施する
  ・対象者の安全安楽を考えて、看護実践を行う  
  ・科学的根拠にもとづき看護を実践する
  ・対象者の反応を見ながら対象者にあった具体策を立案する
(3)結果を正確に報告・記録できる
 ・実施した看護実践とその結果(対象者の反応)を正確に報告する
 ・実施した看護実践とその結果(対象者の反応)を正確に記録する
(4)実施状況や結果をもとに、看護実践計画がより対象にあった方法になるように修正
   できる

4)対象者の理解を深め、対象者の全体像を表現する

5)自己の経験や考えをわかりやすく表現し他者に伝える
(1)実習での自己の経験や考えをわかりやすく説明できる
(2)実習を通して自己の傾向を知り成長や課題を見出すことができる

6)実習を通して自己の看護観について考える
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
看護師の実務経験のある教員が講義を行う。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %目標達成度,問題解決的思考,実践内容,その他 
2受講態度 40  %実習態度、患者・スタッフへの対応と人間関係構築 
3発表/表現等 20  %カンファレンスでの発表とディスカッションへの参加度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)