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授業科目名
病態・生理論1(微生物・免疫論)
担当教員
田辺 文憲/三枝 岳志
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNB103 1 1 後期
[学習目標]
 様々な疾患の病態についての理解を深めるために,主に人体に疾病をもたらす種々の微生物の性状や感染様式について理解し,人体の感染防御のしくみや感染を防ぐための対策について理解する。さらに,免疫にも関連する神経系の働きや異常についても理解する。
この授業は2年次に履修する病態・生理論2を理解するために必要である。
 
[授業計画
授業はライブ型の講義配信またはライブ型とオンデマンド型を混用し,Moodleに講義資料,講義動画をアップロードし,授業時間内に小テストを実施する.
第1回 微生物学序論(田辺)
第2回 微生物の種類(田辺) 
第3回 細菌の構造 (田辺)
第4回 感染と発症(田辺)
第5回 自然免疫(田辺)
第6回 獲得免疫(田辺)
第7回 予防接種の種類と原理(田辺)
第8回 消毒と滅菌(田辺)
第9回 院内感染と感染防止対策(田辺)
第10回 体温調節とその異常(生理学 三枝) 
第11回 摂食調節とその異常(生理学 三枝)
第12回 自律機能と自律神経(3)(生理学 三枝)
第13回 脳の神経生理:視覚(生理学 地本)
第14回 脳の神経生理:聴覚(生理学 地本)
第15回 脳の神経生理:平衡覚(生理学 地本)
[到達目標]
微生物による感染・発症のしくみと宿主の免疫機構および神経系のはたらきを説明できる。様々な健康問題を科学的に判断し解決できる能力を身につける。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %授業理解力:授業で学ぶ重要項目をどの程度理解したかを評価する 
2小テスト/レポート 10  %日常的勉学努力:毎回の授業で重要項目をどの程度理解したかを評価する 
3受講態度 10  %日常的勉学努力:予習し積極的に授業に参加しているかどうかを評価する 
[教科書]
  1. デジタル ナーシンググラフィカ, メディカ出版
  2. メディカ出版
[参考書]
  1. 多久和典子, なるほどなっとく解剖生理学, 南山堂, ISBN:9784525121617
  2. 東匡伸, 小熊惠二編集, シンプル微生物学 改訂第4版, 南江堂, ISBN:4524239782,
    (2006年出版)

  3. 中野隆史編集, 微生物学・感染症学, 南江堂, ISBN:9784524237982,
    (2020年出版 看護学テキストnice)

  4. 矢野久子, ナーシンググラフィカ 臨床微生物・医動物, メディカ出版