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授業科目名
ヒトの体と病気
担当教員
竹田 扇
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMA117 1 1 前期
[学習目標]
医学の学習は解剖学、生理学など正常なヒトの体の構造と機能を理解することから始まる。その一方で学び始めにはそれがどの様に病気の診断や治療に役立つかが見えにくいため、学生の意欲が高まらないことがたびたび指摘されている。本講では臨床各科の第一線で活躍している臨床医による臓器別講義を展開し医学を学習していく上でのモチベーションを高めることを目標とする。この中で適宜解剖学、生理学にも触れるので今後の医学を学んでいく上での動機づけとなるように展開する予定である。具体的な目標のひとつとして重要な疾患群を大まかに理解し医学生の視点で第三者に説明できるようになることを定める。その他に学生諸君が第一回の講義で各自の目標を定め、最終回で自らの到達度と照合してもらいたい。
[授業計画
前期の毎週木曜日(最終回のみ火曜日)に医学部キャンパスで全15回開講する。基本的に臨床の第一線で活躍している臨床医の講義で、本学の臨床医が9回、外部の非常勤講師が4回担当する。また、第1回と最終回はコーディネターの解剖学教授が導入、総括を行う。

〈授業形態について〉
本科目は面接授業を基本とする。但し、新型コロナウィルスの状況に応じて面接授業とライブ配信の併用を行う。
[到達目標]
1.正常と異常に関して疾患と関連づけながら自分の意見を述べられること。
2.講義で扱った主な病気に関して簡単に説明できるようになること。
3.講義内容に関して毎回何か疑問に感じること、更に知りたいことが生まれること。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
基本的に臨床の第一線で活躍している臨床医の講義である。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %概ね60%を得点すること。 
2小テスト/レポート 30  %レポート(1,200字指定)を提出する。学籍番号に応じてレポートすべき講義を指定する。 
3受講態度 5  %出席が2/3未満だと試験を受けられない。 
4発表/表現等 25  %最終回での発表内容を基に評価する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 坂井建雄, 河原克雅総編集, カラー図解人体の正常構造と機能 全10巻縮刷版, 改訂第4版, 日本医事新報社, ISBN:9784784931811,
    (2021年出版)