国立甲府病院、市立甲府病院など山梨県の地域医療を担う病院にて、２日間、５名程のグループで、看護師の補助を行う（日程A・Bあり）。病院により実習内容に多少の違いはあるが、医療スタッフ、患者さんとのコミュニケーションが上手くとれることを期待している。病院はすべて、公共交通手段および徒歩等で到達できる。

【講義予定】木曜日４限
　１．４月１５日：「接遇研修−１」　　　　　　　　　　佐藤教授
　２．４月２２日：「地域病院における医師の役割−１」　加納岩総合病院院長　浅利先生
　３．５月　６日：「地域病院における医師の役割−２」　飯富病院院長　朝比奈先生
　４．５月１３日：「地域病院における医師の役割−３」　南部町医療センター所長　市川先生　　　　　　　　　　
　５．５月２０日：「地域病院における医師の役割−４」　国立甲府病院副院長　内田先生
　６．５月２７日：「地域病院における医師の役割−５」　きたむらクリニック院長　北村先生　
　７．６月　３日：「地域病院における医師の役割−６」　市立甲府病院整形外科部長　堀内先生
　８．６月１０日：「地域病院における医師の役割−７」　北杜市立甲陽病院　田中先生　　　　　　　　　　　
　９．６月１７日：「地域病院における医師の役割−８」　あすか在宅クリニック院長　高添先生
　10．６月２４日：「総合診療とは」　 　　　　　　　　 総合診療部　針井准教授　　　
　11．７月　１日：「地域病院における医師の役割−９」　山梨市立牧丘病院　小澤先生
　12．７月　８日：「災害医療について」　　　　　　　　救急集中治療医学講座　森口教授
　13．７月１５日：「病院における看護師の役割」　　　　看護部　　村松看護部長
　14．７月２９日：「医学部卒業後のキャリアパス」　　　地域医療学　佐藤教授
　15．８月　３日：「ECE実習オリエンテーション」　　　 地域医療学　佐藤教授

　　（※上記内容で予定しているが、都合により変更になることがある）

【実習期間】
　　接遇研修２：９月　６日（月）１・２限
　　グループＡ：９月　７日（火）・　８日（水）
　　グループＢ：９月　９日（木）・１０日（金）

【報告会】
　　９月２７日（月）３・４限
　　（※詳細については後日ＣＮＳへ掲示する）

　実習の全容については、令和３年度早期臨床体験(ＥＣＥ)の手引きを参照のこと（７月初旬〜中旬頃配布予定）。

　佐藤教授による「ＥＣＥ実習オリエンテーション」、「接遇研修１・２」を欠席した者は、実習を受けることができないので注意すること（実習不参加は単位修得不可）。レポートの提出、報告会への出席も必須事項である。特段の理由なく、レポート未提出、報告会を欠席の場合は、単位の修得が困難になる。
　また、実習先での評価は単位取得に直接反映される。「不可」等の悪い評価がついた場合には、再実習、あるいは単位取得が困難となる。

　外部講師による講義については、別途、レポートの提出を求める。どの講義についてのレポートを提出することになるかは後日CNSにて公表されるので、出席は必須である（録音を聞いて書かれたレポートは受理しない）。

【授業形態】
基本的には学生を２グループに分け「ライブ型」「面接授業」の両方で同時に授業を行うものとする。例外として臨床大講堂にて面接授業を行う。
「ライブ型」…授業担当講師が毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する
　　　　　　　学生の思考の時間、質問等の時間を設ける
「面接授業」…マスクを着用させ、学生間の距離は１ｍ以上離す
　　　　　　　定期的に窓を開け、換気を行う
　　　　　　　授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する

※この科目は地域医療学講座が担当するが、基本的に医学部教育委員会が主催している科目であり、最終的な判定は医学部教育委員会が行う。