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授業科目名 スペイン語中級II(コミュニケーション)
時間割番号 CSM204C
担当教員名 大橋 麻里子
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
スペイン語初級を履修した方。前期の中級Iを履修していなくても、履修可能です。
<授業の目的>
スペイン語中級の授業は「総合」と「コミュニケーション」の2つがあります。コミュニケーションの授業では、1年間かけてスペイン語の文法を動詞の時制を中心に一通りマスターしつつ(つまり文法もやりつつ)、それを実際に会話で使ってみることを目標とします。後期の中級IIの授業では、過去時制を中心に扱います。それと同時に、ラテンアメリカやスペインといった、スペイン語圏の国々の地理と歴史について学んでいくことを目標とします。
<到達目標>  到達目標とは
「異文化理解と外国語リテラシー」
スペイン語の基礎を学ぶと共に、スペイン語圏の文化や社会について知ることで、学生の皆さんに異文化に対する知識や理解を深めていただくことを目指します。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
3異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
4汎用能力5・問題解決力省察力取り組みを評価し、解決方法や計画を改善できる。
<授業の方法>
オンライン授業「ライブ型」で授業を行います。テレビ会議システムを利用して、同時双方向リアルタイム動画配信授業を行うと共に、GoogleFormなどを用いて毎回の授業後に、リアクションを提出していただきます。

文法面では、過去に関連する様々な新しい時制を学びます。その上で、こうした知識を活用して会話で実際に使う練習を行っていきます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %学習成果を振り返る期末のレポート。 
2受講態度 50  %毎回の授業後にリアクションペーパーを出してもらいます。また、会話の授業ですし、積極的な授業参加を求めます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スペイン語を中級の後期まで受講しようと考え、シラバスを見て下さってありがとうございます(1年の時の初級の授業をとって、スペイン語に興味を持って下さった、ということでしょうから)。二年後期は毎年少人数で楽しく授業をしているので、スペイン語にそれほど自信がなくても、ぜひ受講してみて下さい。またテキストについては追って指示します。
<テキスト>
  1. 二宮哲, スペイン語文法の要点, 朝日出版社, ISBN:978-4255550657,
    (メインの教科書です。文法の学習はこれに沿って進めていきます。)

  2. テジョ・J.・マロト, スペイン語12課, 白水社, ISBN:978-4-560-01656-5,
    (いい例文が多いので、初級に引き続き適宜使用します。持ってくるようにして下さい。)
<参考書>
  1. 高垣敏博編者代表, ポケットプログレッシブ西和・和西辞典, 小学館, ISBN:9784095061313
  2. 佐々木直美著, ペルー : ペルー「スペイン」語, 情報センター出版局, ISBN:9784795829138
  3. コララテ著, メキシコ : メキシコ(スペイン)語, 情報センター出版局, ISBN:9784795820531
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション・先学期の復習1
第2回 先学期の復習2(今学期に関連する現在完了を中心に)
第3回 点過去形1
第4回 点過去形2
第5回 線過去形1
第6回 線過去形2
第7回 過去に関する時制(点過去・線過去・現在完了)の総合練習1
第8回 過去に関する時制(点過去・線過去・現在完了)の総合練習2
第9回 過去未来形1
第10回 過去未来形2
第11回 接続法過去1
第12回 接続法過去2
第13回 条件文(英語の仮定法)
第14回 期末テストと解説
第15回 試験結果の講評と年度の総括