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授業科目名 日本語中上級II
時間割番号 CJA402
担当教員名 仲本 康一郎
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2021年9月17日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストの結果で、中上級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。日本語プレイスメント・テストの詳細は<受講に際して・学生へのメッセージ>参照。
<授業の目的>
大学での学びを円滑に進められるよう、レポートや論文など、アカデミックな文章を書くための文章構成力を向上させること。
<到達目標>  到達目標とは
・レポートや論文などのアカデミックな文章が書けるようになること。
・アカデミックな文章でよく使う表現や語句、文体を習得すること。
・論理的な思考力を高め、文章構成力を向上させること。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
2汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
3文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
44・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<授業の方法>
・レポートや論文に頻出する語句や表現を整理し、日本語のライティング練習を行います。
・アカデミックな文章にふさわいしい表記や文体を学習します。
・内容理解や論理構成に注意することで、論理的思考力や文章構成力の向上を図ります。
・【オンライン授業(ライブ型)】を予定していますが、受講生の希望により【対面授業】に変更する可能性もあります。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %アカデミックな内容を日本語で適切に表現できるかどうか。 
2試験:中間期 25  %アカデミックな内容を日本語で適切に表現できるかどうか。 
3小テスト/レポート 25  %アカデミックな文章を支える語彙と表現を習得しているかどうか。 
4受講態度 25  %文章作成のための議論に積極的に参加しているかどうか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・レポートや論文を書くためには、アカデミックな語句や表現、文体を習得するとともに、論理的思考力が必要とされます。この授業では、毎回のライティング練習を通して、論理的思考力と文章構成力を高めます。
・日本語プレイスメント・テストは2021年9月17日(金)16時00分からZoom を使ってオンラインで行いますが、URLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日15時50分にT-1号館2階のT1-21教室に来てください。
<テキスト>
  1. アカデミック・ジャパニーズ研究会, 大学・大学院留学生の日本語4 論文作成編, アルク, ISBN:9784757405240
<参考書>
  1. アカデミック・ジャパニーズ研究会, 大学・大学院留学生の日本語3 論文読解編, アルク, ISBN:9784-7574-0523-3
<授業計画の概要>
上記の方針に基づき、受講生の理解度や必要性に応じた授業を行う。
1.ガイダンス
2.作文の基本
3.課題の提示
4.目的の提示
5.定義と分類
6.図表の提示
7.変化の形容
8.対比と比較
9.原因の考察
10.列挙
11.引用
12.同意と反論
13.帰結
14.結論の提示
15.総括評価・まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。