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授業科目名 日本語中級IIB
時間割番号 CJA304
担当教員名 伊藤 孝恵
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
2021年9月17日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストの結果で、中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。日本語プレイスメント・テストの詳細は<受講に際して・学生へのメッセージ>参照。
<授業の目的>
この授業では、文章による日本語の表現技術を身につけます。
文章表現の学習を通して、現代の社会で問題になっている様々なことに目を向け、これらの話題について考えたり自分の意見を整理したりしながら、感情や主観を抑えた論述文を書くための基礎力を固めていきます。
<到達目標>  到達目標とは
・的確な表現を使って日本語で正しい構造の文が書ける。
・構成のしっかりした論理的な文章が書ける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
2汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
3討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
44・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<授業の方法>
・日本語による論理的な文章の書き方を理解した上で、練習問題や課題を通して実際に自分で書いて身につけていきます。
・当面はオンライン(ZOOM)で授業を実施する予定です。状況により変わります。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %後半の授業の理解度 
2試験:中間期 30  %前半の授業の理解度 
3小テスト/レポート 25  %宿題 
4受講態度 15  %授業への積極性 (単位取得のためには2/3以上の出席が必要) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・自分で書いてみることで、授業で学んだことが身についていきます。そのため、宿題に意欲的に取り組んでください。

・日本語プレイスメント・テストは2021年9月17日(金)16時00分からZoom を使ってオンラインで行いますが、URLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日15時50分にT-1号館2階のT1-21教室に来てください。
<テキスト>
  1. 友松悦子, 小論文への12のステップ, スリーエーネットワーク, ISBN:978-4-88319-488-9,
    (定価:1600+税)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
01. オリエンテーション、表記のしかた
02. 文体
03. モードチェンジ 話し言葉から書き言葉へ
04. 正しい構造の文
05. 文のつながり
06. 小論文によく使われる表現
07. 段落
08. 前半の総括評価、まとめ
09. 要約文を書く
10. 説明文を書く
11. 意見文を書く
12. 事実を示す方法
13. 小論文のはじめとおわり
14. 小論文の完成
15. 後半の総括評価、まとめ

* 上記の内容等を、受講生の理解度や必要性等に応じて変更することもあります。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。