山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 日本語中級IB
時間割番号 CJA302
担当教員名 伊藤 孝恵
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2021年4月2日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストの結果で、中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。日本語プレイスメント・テストの詳細は<受講に際して・学生へのメッセージ>参照。
<授業の目的>
この授業では、話題に応じた適切な語彙や表現を豊かにし、まとまりのある分かりやすい話し方を身につけることを目指します。
個人的、一般的な興味に関する話題についての詳細な説明、描写、叙述などができることを目標とします。
<到達目標>  到達目標とは
日本語で失礼のない尋ね方や応答、話題に適した内容や適切な構成を踏まえた話し方ができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
2汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
3口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
44・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<授業の方法>
・各課の目標に沿って、必要な語彙や表現を学び、それらを用いて、クラス全体やペア、グループで実際に話します。また、話したことを振り返ることで自分の話し方を内省し、今後の話し方に活かせるようにします。
・当面はオンライン(ZOOM)で授業を実施する予定です。状況により変わります。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %後半の授業の理解度 
2試験:中間期 35  %前半の授業の理解度 
3小テスト/レポート 10  %宿題 
4受講態度 20  %授業でのグループワーク・ペアワーク、発表への意欲的な参加 (単位取得のためには2/3以上の出席が必要) 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・クラスで積極的に会話に参加する態度が求められます。

・日本語プレイスメント・テストは2021年4月2日(金)14時40分からZoom を使ってオンラインで行いますが、URLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日12時50分にT-1号館2階のT1-21教室に来てください。
<テキスト>
  1. 萩原稚佳子・増田眞佐子・齊藤眞理子・伊藤とく美, 日本語上級話者への道, スリーエーネットワーク, ISBN:978-4-88319-355-4
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
01. オリエンテーション
02. 自分を印象づける
03. 経緯をわかりやすく説明する
04. 詳しく物の描写をする
05. 話の構成を考えて話題ごとに話す
06. 動作の流れ、順序を説明する
07. 複雑なことを分かりやすく説明する
08. 前半の総括評価、まとめ
09. 言葉を言い換えて話す
10. 比較しながら場面に適した説明をする
11. 展開が分かるようにストーリーを話す
12. 出来事をわかりやすく伝える
13. 因果関係を説明する
14. 理由や背景とともに考えを説明する
15. 後半の総括評価、まとめ
* 上記の内容等を、受講生の理解度や必要性等に応じて変更する場合があります。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。