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授業科目名 日本語初中級IIB
時間割番号 CJA204
担当教員名 江崎 哲也
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
2021年9月17日(金)に行われる日本語プレイスメント・テストの結果で、初中級レベルと判定された留学生/日本語非母語話者。日本語プレイスメント・テストの詳細は<受講に際して・学生へのメッセージ>参照。
<授業の目的>
初級後半から中級前半レベルへの4技能(読む・書く・聞く・話す)の実力アップを図る。This class aims at increasing the four skills in Japanese for those students who have studied elementary level Japanese to lower-intermediate level Japanese.
<到達目標>  到達目標とは
・異文化理解と外国語リテラシー:
1. 日常生活や大学生活で、具体的な話題について、コミュニケーションができる。
2. 短い論説文が読めるようになる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
2汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
3文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
4討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
<授業の方法>
・初級文法や語彙,表現の整理をし、正確さを身につけることに重点をおきながら、効果的なコミュニケーションのための読む練習を中心に行います。
Basic grammar, vocabulary, and expressions will be reviewed. With special emphasis on accuracy development, reading exercises will be carried out for effective communication.

※授業実施の形態:
「ライブ型(Zoom、Teams等テレビ会議システムを利用。同時双方向リアルタイム動画配信授業)」、または「面接授業」
「面接授業」の場合は、
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m 以上離す。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前後に手洗い・手指消毒を徹底する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %文法・読解。授業に一定以上出席した学生のみ、試験を受けることができる。 
2試験:中間期 25  %文法・読解。授業に一定以上出席した学生のみ、試験を受けることができる。 
3小テスト/レポート 30  %漢字、語彙、文法の小テストと作文課題。 
4受講態度 20  %授業中における教師からの質問に対する回答、授業内のディスカッション等における発言の正確さと適切さを評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・日本語プレイスメント・テストは2021年9月17日(金)16時00分からZoom を使ってオンラインで行いますが、URLはCNS(学内電子掲示板)でお知らせします。Zoomを使ってテストに参加するのが難しい人は、当日15時50分にT-1号館2階のT1-21教室に来てください。
・約3週間に1回作文の課題がありますが、提出前にG-フィロス(B1-221)で日本語サポートSA(Student Assistant)のチェックを必ず受けてください。
<テキスト>
  1. アカデミックジャパニーズ研究会, 大学・大学院留学生の日本語(1(読解編))改訂版, アルク, ISBN:9784757426313
<参考書>
  1. その他、副教材(ふくきょうざい)や参考書(さんこうしょ)は、授業時(じゅぎょうじ)に紹介(しょうかい)します。
<授業計画の概要>
1. 「言葉の役割」
2. 「イルカと超音波」
3. 「地図の分類」
4. 「睡眠時間」
5. 「日時計」
6. 「研究者の二つのタイプ」
7. まとめ・中間評価
8. 「地球温暖化」
9. 「風呂場の戸」
10. 「手で数を表す」
11. 「茶はどのようにして伝わったか」
12. 「『タ』と『ハタケ』」
13. 「カラスの自動車利用行動 1(読む前に、本文)」
14. 「カラスの自動車利用行動 2(問題)」
15. まとめ・総括評価

上記の方針により、受講者の理解度に合わせて、教室活動を進めていきます。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。