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授業科目名 中国語演習I
時間割番号 CCB103 B
担当教員名 大辻 富実佳
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 2
<対象学生>
初級Iとの同時履修
<授業の目的>
中国語の発音表記の方法、基礎的な単語や文法を学ぶ。ピンインという発音表記の方法を習得し、表記された音を発音したり、聞いた音をピンインで書き取る技能を身につける。さらに、中国語の基礎的な構文を覚え、それを活用して様々な場面で自己表現を行う技能を身につける。
<到達目標>  到達目標とは
異文化理解と外国語リテラシーの能力として,以下の技能の習得を目標とする。
・ピンイン表記に従って中国語の各音節を正しく発音することができる。
・中国語の音声をピンインにより表記することができる。
・基礎的な文法規則を運用して自己表現を行うことができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
<授業の方法>
原則Moodleを使って資料を提示、毎回小テストを実施するオンデマンド形式で行う。
状況次第で、対面授業に移行する。対面では演習形式で授業を進める。事前学習を必須とする。
毎回受講者が発音したり質問に答えたりすることにより実践的訓練を行う。
マスク着用、定期的に換気を行い、手洗い・手指消毒を徹底する。
初級Iとほぼ同時進行で,初級Iで学習した要点について練習問題などより多くの実践的訓練を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %基礎的な文法規則を運用し、平易な中国語で表現する能力を評価する。 
2小テスト/レポート 30  %学習した各音節を正しく発音する能力を評価する。 
3受講態度 20  %発音や聞き取りができ、出された課題を解く能力を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
問題演習が中心となる授業なので、予習復習は欠かせません。授業ではなるべく少なくとも一回は発言の機会を設ける予定です。授業への積極的な取り組みを高く評価します。
<テキスト>
  1. 依藤醇・井田みずほ・小薗瑞恵, 初級中国語教室 詳解文法と作文のクラス, 白帝社, ISBN:978-4-96398-138-6
<参考書>
  1. 王丹著, 新ゼロからスタート中国語単語 : basic 1000 : だれにでも覚えられるゼッタイ基礎ボキャブラリー, Jリサーチ出版, ISBN:9784863924529,
    (2019年出版)

  2. 相原 茂, 中日辞典, 講談社, ISBN:978-4-06-265343-5
  3. 石下景教 [著], はじめての中国語 : 「入門者必須」発音・文法・単語の重要基礎が完全マスターできる : 1日1課, Jリサーチ出版, ISBN:9784863924253,
    (2019年出版)
<授業計画の概要>
第01回 授業の説明 声調
第02回 四声 母音
第03回 尾音
第04回 声母
第05回 声調変化 r化 声調練習
第06回 数字 あいさつ 発音のまとめ
第07回 第3課:人称代名詞 判断文
第08回 第3課:“也”“都”“的”“誰”
第09回 第3課:練習
第10回 第4課:指示代詞 疑問代詞
第11回 第4課:方位詞 反復疑問文
第12回 第4課:練習
第13回 第5課:動詞述語文 量詞 場所を表す言葉“有” 数字をたずねる疑問詞
第14回 第5課:練習
第15回 総括評価・まとめ
受講者の人数や学習状況により、授業内容を変更する可能性がある。教科書以外に、授業で配布したプリントも定期試験の出題範囲となる。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業における翻訳・通訳の経験をもとに、実践的な中国語を教えます。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。