授業科目名	中国語初級I
時間割番号	CCB101 I
担当教員名	林　 吟貞
開講学期・曜日・時限	前期・水・I	単位数	2
＜対象学生＞
工(機メ電コ先)･医
＜授業の目的＞
中国語の発音表記の方法、基礎的な単語や文法を学ぶ。ピンインという発音表記の方法を習得し、表記された音を発音したり、聞いた音をピンインで書き取る技能を身につける。さらに、中国語の基礎的な構文を覚え、それを活用したコミュニケーション技能を身につける。
＜到達目標＞  到達目標とは
異文化理解と外国語リテラシーの能力として，以下の技能の習得を目標とする。 ・ピンイン表記に従って中国語の各音節を正しく発音することができる。 ・中国語の音声をピンインにより表記することができる。 ・基礎的な文法規則を運用し中国語で模擬会話を行うことができる。
＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)＞
No. コンピテンシー（能力・資質） 説明   1 教養 多様な知識の獲得 単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。 ○ 2 地域理解 自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。 ○ 3 異文化理解と外国語リテラシー 自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。 「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。 「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。 ◎
＜授業の方法＞
新型コロナウイルス感染予防のため対面式授業が行えないため、基本的にMoodleを利用し資料配布、課題提示、小テストなどによる非同期授業。 毎回課題を提出することで、出席確認の代わりとする。
＜成績評価の方法＞
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  50  % 基礎的な文法規則を運用し、平易な中国語で表現する能力を評価する。  2 小テスト／レポート  30  % 学習した各音節を正しく発音する能力を評価する。  3 受講態度  20  % 発音や聞き取りができ、出された課題を解く能力を評価する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
正しく発音し、正しく聞き取るために、実際に会話を練習します。中国語や中国文化に興味を持ち、中国語でのコミュニケーションに慣れ親しむ。楽しく笑顔で練習して欲しい。
＜テキスト＞
渋谷裕子／孟若燕, 新訂キャンパス的中国語, 同学社, ISBN:978-4-8102-0784-2
＜参考書＞
Why？にこたえるはじめての中国語の文法書, 同学社, ISBN:4810200345 中国語の発音マンツーマン, 白水社, ISBN:4560007241 やさしくくわしい中国語文法の基礎, 東方書店, ISBN:4497944387 はじめての中国語学習辞典, 朝日出版社, ISBN:4255001138
＜授業計画の概要＞
第１回　中国と中国語の概要、基本の日常挨拶 第２回　声調・単母音・複母音、数え方の表現 第３回　子音の概要、有気音と無気音、人称代名詞と呼称 第４回　子音の練習、挨拶の言葉 第５回　鼻音をともなう母音、名前・国籍の尋ね方、「是」の文 第６回　声調の組み合わせ、軽声、声調の変化、動詞を述語とする文、疑問詞疑問文、副詞「也」の使い方 第７回　「的」の使い方、指示代名詞、副詞「都」の使い方 第８回　量詞、物の指し方 第９回　数の言い方、「有」と「没有」、「几」と「多少」 第10回　存在の表現、前置詞「在」の使い方、方位詞、「吧」の使い方 第11回　形容詞、前置詞「跟」、反復疑問文 第12回　日付・曜日の言い方、時刻の言い方、年齢の尋ね方 第13回　省略できる「是」、連動文 第14回　復習：自己紹介、私の一日 第15回　総括評価 教室での学習状況により変更することがあります。
＜実務経験のある教員による授業科目の概要＞
企業などの依頼によるビジネス文書の翻訳や通訳、また企業などへの派遣講師の経験を活かし、より具体的で実践的な中国語の講義をします。
＜JABEEプログラムの学習・教育目標との対応＞
《土木環境工学科》 (A) 技術者の責務の自覚 　様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。 ○