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授業科目名 キャリアデザインI(自己理解)
時間割番号 CBC031 B
担当教員名 山本 和美/日永 龍彦
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
すべての学生が履修可能であるが、主に1年次の学生を対象とする。
<授業の目的>
本学のキャリア形成科目の一環として、自分自身の職業興味、価値観、経験から得たものを探索する。また、山梨大学のOBやそれ以外の社会人の話を通して、自分とは何か、大学で何を学び、どう自分らしさを磨き、これからの大学生活や社会生活をどのように充実させていくのかを体験を通じて考える。学びを他者と共有し自己のキャリアアイデンティティを形成する。他者とのディスカッションを通して多面的に自己理解を深め、学生生活や将来への見通しを立てられることを目的とする。
※本授業科目は、「地域課題・共通科目」及び「未来創造・共通科目」です。
<到達目標>  到達目標とは
1講義を通じてキャリア形成に関する基礎知識を獲得する。
2キャリア形成の重要さを学ぶことで、学生生活を主体的に捉え、自らの活動領域を広げて能動的に行動できる。
3自己イメージを形成するために、自分の興味関心のあること、やりがいを感じること、できることなどを客観的に把握する。
4毎回の授業で行われるグループワークを通してコミュニケーション力を身につける。
5他者との関わりを通して未知の自己を発見し、自信を持って論理的に発信できる。
6自分の特徴(課題)に対して取り組み積極的に将来について考えられる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
2口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
3討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
44・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<授業の方法>
ZOOMと対面による授業を予定しています。
授業は講義とグループワークで構成する。
最初の授業時に全体の講義のガイダンス、第2回目の授業グループ編成を行う。
社会人の話を2回聞く(食品企業、起業家、卒業生、メーカー等の経験者から2名)
講師作成の質問紙、既存のアセスメント等を併用する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %振り返りシートの提出を3回課す (到達目標の1・2・3を評価)。 課題レポートを提出を2回課す(到達目標の2・5・6を評価)。 
2受講態度 30  %グループワークに対する積極性を評価する(到達目標の2・4・5・6を評価)。 
3発表/表現等 20  %グループ発表と個人発表を評価する(到達目標の1・2・3・4・5・6を評価)。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1.課題レポート提出は単位取得の要件となります。
2.各回のテーマに沿って、段階的に自己理解を深めます。
3.社会人のキャリア形成を参考にしながら、今後の学生生活の送り方を考えます。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1:ガイダンス、グループ編成
2:自己理解:職業興味
3:自己理解:価値観
4:自己理解:他者から見た自分を知る
5:自己理解:経験を振り返る
6:社会人の話
7:小テスト「社会人の話を聴いて考えたこと」
8:自己理解:経験を振り返る
9:他者との関係づくり:コミュニケーション
10:他者との関係づくり:リーダーシップ
11:社会人の話
12:小テスト「社会人の話を聴いて考えたこと」
13:目標実行計画
14:将来のビジョンの発表
15:今後の学生生活の目標
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業や需給調整機関のキャリアコンサルタント及び大学生や若年者に向けてのキャリア開発の経験。