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授業科目名 海外で学ぼう-海外研修・交換留学GatewayI
時間割番号 CBC023
担当教員名 會田 篤敬
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
海外研修・留学を予定している全学生
<授業の目的>
本学では、グローバル化の現代において、国境を越えてグローバルな視点から異文化理解力とコミュニケーション力を身につけた人材を育成すべく、海外の提携大学へ夏季・春季に語学やインターンシップ研修への派遣、そして5か月から11か月の交換留学派遣を行っている。本科目は、研修・留学先と自国について学ぶと同時に、それらを客観的に比較、理解できるように準備を行うものである。さらに、異文化間コミュニケーションの基礎、研修・留学生活での心得を学び、現地でのコミュニケーションの準備を行い、また、安全な研修・留学が完遂できるよう危機管理の方策などを身につける。
<到達目標>  到達目標とは
1.異文化理解:自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会の在り方について相対的視点から意見を述べることができること
2.コミュニケーション・スキル:異文化環境で傾聴・口頭発表・討議する際に必要になるスキルを身につけ、対応できること
3.情報リテラシー:海外留学・留学先についての情報を入手し、適切な情報を選択・活用できること
4.問題解決力:課題を明らかにし、多角的に解決方法を考え、検討し、計画に沿って解決に取り組み、省察することができること
5.自己理解力:自分自身の留学に対する心構え、及び異文化に対する考え方を客観的に見ることができること
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
<授業の方法>
本授業は、様々な形での海外研修・留学を予定している学生向けの集中講義科目ですが、本学企画の夏季海外研修、及び交換留学に参加予定の学生は、必ず履修してください。留学の意味について考え、留学前に研修・留学先の国や地域についての基礎知識の整理を行い、自国や自文化を比較・分析します。語学やコミュニケーションの準備として、G-フィロスでの口頭練習を取り入れます。個人の留学に向けての目標を定め、留学中は毎週一枚ポートフォリオのウィークリーレポートにて自己モニタリングをするとともに、帰国後は留学前の準備から研修を終えて得られたことやその意義について、レポートにまとめ、帰国報告の準備を行います。

※授業実施の形態:
「ライブ型(Zoom、Teams等テレビ会議システムを利用。同時双方向リアルタイム動画配信授業)」、または「面接授業」
「面接授業」の場合は、
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m 以上離す。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前後に手洗い・手指消毒を徹底する。

※コロナウイルス感染対策のため、様々な変更が起こる可能性があります。CNSや教職員からの案内に従って受講してください。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %G-フィロスでのワークシートとポートフォリオでの目標設定―課題設定力、計画力、実行力 
2受講態度 20  %授業・グループ活動参加度(10%)、G-フィロスでの学習(10%)―情報収集・選択力、傾聴力、討議力 
3発表/表現等 40  %グループ/個人発表―口頭発表力、問題解決力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・本学の安全な海外研修・留学を行うために必要な始動であるため、夏季研修(語学・文化研修/語学研修+インターンシップ)、交換留学に参加予定者は必ず履修してください。この科目を履修しない学生は派遣できません。医学部学生については、1年次での履修と海外研修を勧めます。その他の海外研修・留学を予定している場合には、その予定の直前の学期に本科目IまたはIIを履修することが望ましいです。
・コロナウイルス感染対策のため、変更が起こる可能性があります。CNSや教職員からの案内に従って受講してください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. edited by Jane Jackson and Susan Oguro, Intercultural interventions in study abroad : hbk, Routledge, ISBN:9781138244863,
    (2018年出版 Internationalization in higher education / series editor, Elspeth Jones)
<授業計画の概要>
第1回 事前授業1: 科目の紹介 海外研修・留学とは 留学における個人の目標設定
第2回 事前授業2: 異文化間コミュニケーション上の心構え・態度
第3回 事前指導3: 研修・留学先の国、地域の社会や文化について グループ・ワーク
第4回 事前指導4: 研修・留学先の国、地域の社会や文化について 研修・留学先ごとグループ発表
第5回 事前指導5: 海外での安全対策・危機管理と発表準備
第6回 事前指導6: 自らの留学・コミュニケーションに対する考え方について 個人発表
第7回 事前指導7: 研修・留学先において留意すべきこと、前年度参加者の経験談
第8回 まとめ、及び全学向け帰国報告会にて報告をする準備

※コロナウイルス感染対策のため、様々な変更が起こる可能性があります。CNSや教職員からの案内に従って受講してください。また、授業の内容は必要性などに応じて変更する可能性があります。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
留学経験・海外生活経験のある教職員が実践的な教育を行います。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。