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授業科目名 キャリア形成のための作文演習
時間割番号 CBC013
担当教員名 服部 一秀
開講学期・曜日・時限 前期・木・V 単位数 2
<対象学生>
教・工・生
<授業の目的>
地域(山梨)に関する題材を取り上げながら,論作文等の書き方の指導を中心とし,大学卒業後の進路を視野に、大学生活の目的を明確に意識できるようにするとともに、学ぶ力の基礎を養う。
「地域課題・共通科目」及び「未来創造・共通科目」。
<到達目標>  到達目標とは
・論作文のタイプを類型的に理解し,様々な文章の特徴をその類型をもとに説明することができる。
・論作文のタイプの類型をもとに,目的に応じて使い分けた作文をすることができる。
・自身のキャリアデザインについて,その職業の社会的意義・やりがい,スキル,基礎となる教養の3点から考えることができる。
・自身のキャリアデザインについて,働く場所=地域との関わりから考えることができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
22・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
34・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
45・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<授業の方法>
面接授業
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m 以上離す。
・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。

講義・演習形式で行う。 適宜、ペア活動、グループ活動、発表・討論などを取り入れる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %調査力・論理力 
2受講態度 50  %課題発見・解決努力 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 池上彰, 分かりやすく「伝える」技術, 講談社現代新書, ISBN:4062880032
<授業計画の概要>
受講生諸君に実際に論作文等を書いてもらい、それらを素材にして、どこをどのようにすれば、よりよくなるのか、具体的な考察を行う。

1.オリエンテーション 「キャリア形成からキャリアデザインへ」
2.論作文の内容構成 自己紹介文から考えよう
3.論作文の表現 山梨県に関する新聞記事から考えよう
4.論作文演習(1)他己紹介文と山梨紹介文を構想しよう
5.論作文演習(2)紹介文のための情報収集,調査,取材をしよう 
6.イメージマップで「私たちがはたらく街」を表そう
7.イメージマップで「私たちの仕事・職業」を表そう
8.キャリアデザインと地域(1):「風の人」の文章を読もう
9.キャリアデザインと地域(2):「風の人」をジグソー法で紹介しよう
10.イメージマップで「私たちの仕事と街」を表そう
11.立場表明:あなたは「風の人」「土の人」?イメージマップをもとに自身の「働く&地域」を表明しよう
12.キャリアデザインを文章に表そう(1)情報収集
13.キャリアデザインを文章に表そう(2)アウトライン,構成の確定
14.キャリアデザインを文章に表そう(3)キャリアデザイン「主体」の強調,文章の吟味
15.キャリアデザインを文章に表そう(4)発表,講評
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。