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授業科目名 | 災害支援 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間割番号 | CASK06 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
担当教員名 | 渡邊 裕子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・木・V | 単位数 | 1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
全学部生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
<授業の目的> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。 災害の定義と分類,災害のサイクルから災害の基本について教授する。 また,災害サイクルと各期に応じた援助( ボランティア活動を含む)の実際,トリアージの基礎的な知識を体系的,総合的に教授する。 |
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<到達目標> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
(知識・理解) 1.災害の種類と特徴を理解し,災害サイクルと各期に応じた援助(ボランティア活動を含む)について説明できる。 2.トリアージの基礎的な知識について説明できる。 3.災害時における感染対策について説明できる。 4.災害時における外国人の支援について説明できる。 (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 1.山梨県立防災安全センターでの見学・体験を通して,災害支援に関する考えをまとめることができる。 2.災害時に誰にでもできる応急処置を実践し,災害時にできる支援について考えを述べることができる。 (態度・志向性) 1.授業・フィールドワークに主体的に参加できる。 2.災害体験・演習に積極的に参加できる |
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<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
・Google ClassroomとGoogle Meetで双方向の遠隔授業を中心に展開するが,一部はフィールドワーク(自分自身の防災対策)を行う。 <アクティブ・ラーニングを取り入れた教育方法> ・“なぜ?”“どうして?”等,学生の思考をより深めるような問いを適宜設定する。 ・minutes paper等で,意見交換や自己の考えを述べる機会を適宜設定する。 1.フィールドワーク 自分の住む地域の防災対策についてポーページ等で情報を確認後,防災対策を実際に行うこと(避難場所の確認・防災グッズの準備等)をとおして,自分自身の課題について考える。 2.講義 PowerPointや文献資料を用いて講義する。 3.演習 第6回では災害時に身近にある道具を使ってできる応急処置を演習する。 第7・8回では,山梨県立防災安全センター職員の協力を得て,災害時シェイクアウト訓練・地震体験車・煙体験を行う。 ・関連サイトや広報誌等から,国・県・市の「防災」に関する情報を把握する。 ・授業や見学での学びを踏まえて,自分が生活する地域の防災訓練に主体的に参加する。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
(知識・理解) 小テスト(40%) 第2回・第3回・第4回・第5回の講義時に小テストを行う。 (思考・判断・表現/思考・技能・実践) 以下の2つのテーマについてレポートを作成し期限内に提出する。 1.「私が生活する地域の防災対策と課題」(20%) 自分が生活する地域の防災対策や指定避難地・指定避難所について調べ,地域防災対策の実際と課題についてレポートを作成する。 2.「山梨県立大学生として,地域防災活動の取り組みについて考えたこと」(30%) ・講義・フィールドワーク・演習をとおして,考えたことをまとめる。 ※レポート作成と提出について ・課題レポート1.2は,それぞれA4 1枚以内(1600字以内)とし,表紙はつけず,冒頭にテーマ・学籍番号・氏名を表記する。 ・各レポートの提出期限や提出先については,第1回講義時に連絡する。 (態度・志向性) ・授業および演習への参加態度(10%) |
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
・山梨大学との連携科目です。山梨大学1〜4年次生はどなたでも履修できます。 ・災害はいつ訪れるかわかりません。災害への備えや課題を一緒に考えていきましょう。 ・専門用語はできるだけわかりやすく説明しますが,わからないときは積極的に質問してください。 ・履修に関する質問等は,看護学部の渡邊裕子(yuwatanabe@yamanashi-ken.ac.jp)宛にご連絡ください。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<参考書> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
第1回 5/20(木) 5時限:渡邊 オリエンテーション・自分の住む地域の防災対策(フィールドワーク) 第2回 5/27(木) 5時限:前澤 災害直後の支援 第3回 6/10(木) 5時限:平尾 災害時における感染対策 第4回 6/17(金) 5時限:青柳 介護を必要とする人々への支援 第5回 6/24(木) 5時限:長坂 災害と外国人 第6回 6/25(金) 1時限:杉山・渡邊・山梨県立防災安全センター職員 災害体験(地震体験車・煙体験) 第7回 6/25(金) 2時限:杉山・渡邊・ゲスト講師_NPO法人 災害・防災ボランティア未来会 代表 (山梨県立防災安全センター所長) 災害支援の実際 第8回 7/1(木) 5時限:渡邊 災害時の応急処置 |
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<実務経験のある教員による授業科目の概要> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
・看護師・保健師資格のある教員(山梨県立中央病院 他) ・山梨県立防災安全センター所長 具体的な教育方法 ・災害支援の実務経験を活かして,当該科目の知識と統合させて指導を行う。 ・病院看護師等の実務経験を活かして,当該科目の知識と統合させて指導を行う。 |