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授業科目名 発達と障害
分類・系統社会科学 社会系
時間割番号 CAS015
担当教員名 古屋 義博
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
特別支援学校教諭免許取得予定の学生は当該科目を受講せず,他の教養科目を取得するべき。
<授業の目的>
・「障害」に関する全国的な諸課題や山梨県の特別支援教育に関する諸課題を理解する。
・子どもの発達に関係する促進および阻害する要因についての知識を獲得する。
補足説明:この授業は「地域課題・共通科目」および「未来創造・共通科目」である。
<到達目標>  到達目標とは
・障害や子どもの発達に関する多様な知識を獲得する。
・山梨県の特別支援教育の現状を知ることを通して,山梨に関する地域理解を高める。
・上述した知識を基礎にして,受講者同士で討論することを通して,批評力を高める。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
3汎用能力1・コミュニケーションスキル討議力他者の意見を的確に捉え、理解の深まりや内省につながる対話ができる。
<授業の方法>
○初回は対面授業。
○第2回以降は原則,2コマで1つの話題を取りあげます。
  第1コマ:対面授業(授業者による情報提供)
  第2コマ:オンデマンド型(非同期/遠隔型グループワーク方式)....第1コマへの出席を参加条件にします。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %非同期/遠隔型グループワークへの参加状況 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
あくまでも教養教育科目です。
『学生便覧』に明記されている「全学共通教育科目−教養教育科目の目的及び概要」に迫れるような授業設計をしたいと思います。
この授業への参加を通して,一人一人異なる特性・背景をもつ皆さんがそれぞれの学びをしてくれることを期待します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 世界保健機関, 国際生活機能分類 国際障害分類改定版, 中央法規出版, ISBN:978480584417-5,
    (3,500円(税抜き))
<授業計画の概要>
○第1回:【対面授業】
オリエンテーションと「障害」の概念の説明
○第2-15回:【対面授業1コマ→オンデマンド型1コマ】×7巡
子どもの発達と障害に関する全国的な,あるいは山梨県の時事問題(2コマで1つの話題)

参考まで(これまでのこの授業で扱ってきたキーセンテンス)
山梨県立特別支援学校,山梨県の特別支援教育,国際生活機能分類(ICF),社会的障壁,合理的配慮,肢体不自由児教育,発達障害,感覚統合理論,ダウン症候群,出生前診断,障害受容のプロセス,体罰,障害者雇用,高次脳機能障害,医療的ケア,児童虐待,叱る−怒る,障害年金など
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。