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授業科目名 家庭の中のエレクトロニクス
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN008
担当教員名 矢野 浩司/宇野 和行/關谷 尚人
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
朝起きてパッとテレビが付く,スイッチポンでお湯がわき,チンで料理ができる。
通勤・通学電車,通学路の照明,交差点の信号,電気がなければ止まります。みんな電気のお陰です。私たちの身の回りの電気・電子機器に目を向け、エレクトロニクスの基礎を広い視野で理解する。動作原理や機器の機能等の講義に加えて、人への配慮、社会や環境に与える影響への配慮等についても講義を行う。高校で物理を学習していることが望ましい。
<到達目標>  到達目標とは
以下項目をを習得することにより、多様な知識の獲得および様々な学問分野の考え方を理解することを目標とする。
・電磁誘導の基本原理を説明できる
・電磁誘導を使った様々な機器について説明できる
・太陽電池の基本原理が説明できる
・各種照明の仕組みが説明できること
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
<授業の方法>
ライブ型.
Zoomを使用した同時双方向リアルタイム動画配信授業.
当該教室や大学の端末室,自宅で受講可能である.
自宅外で受講する場合は,各教室の感染防止対策を守ること.
ZoomのURLは,CNSにて連絡する.
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %動作原理や人間社会との関わりを説明できる 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
講義は個々の電気・電子機器についての解説でなく、基本的な原理を視野において、工学的、科学的センスでエレクトロニクスを理解しつつ、人間社会との関係を見つめ直す。

01.電磁誘導を使った電気機器1(關谷)

02.電磁誘導を使った電気機器2(關谷)

03. 非接触給電技術の仕組みと中身1(關谷)

04.非接触給電技術の仕組みと中身2 (關谷)

05.電波の仕組み,まとめ(關谷)

06.蛍光灯の仕組み(宇野)

07.白熱電球の仕組み(宇野)

08.LEDの仕組み(宇野)

09.照明の歴史,レーザーの仕組み(宇野)

10.身の回りの電圧と感電,まとめ(宇野)

11.省エネ、環境問題とエネルギー戦略(矢野)

12.太陽光発電とは(矢野)
   
13.半導体の物理(矢野)

14.太陽電池の動作と特性(矢野)

15.太陽電池のまとめ(矢野)
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員(宇野)は,レーザー装置の開発・製品化の実務経験を有する.
オプトエレクトロニクスに関する講義の中で,実務経験に基づいた知見も紹介する.
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。