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授業科目名 健康とスポーツの科学
分類・系統健康福祉 心身・芸術系
時間割番号 CAH019
担当教員名 安藤 大輔
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本講義の狙いの1つは、自らの健康の保持・増進を図り、生涯に渡り充実した人生を送ることができるようになることであり、その中でも特に運動習慣を身につけることの重要性を認識することである。加えて、スポーツ科学、特に体力を高める方法論の基礎を学び、最終的には自らの体力を向上させるためのトレーニングプログラムを計画できる知識を身につけることも目的とする。
<到達目標>  到達目標とは
様々な学問分野の考え方の中でこの講義では健康科学の考え方を学習し、特に健康維持増進力を高めることを大きな目標とし、以下の3点を到達目標とする。
・運動習慣の形成を元に自らの健康を保持・増進する方法論を説明できること
・生涯に渡り運動習慣を持つことの重要性の認識ができること
・自らの健康の保持・増進に必要な体力要素に関して、具体的なトレーニングのプログラミングができること
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養健康維持増進力心身の健康を維持・増進する方法について説明できる。
2汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
3傾聴力相手の意見を丁寧に聴き、その意味・意図を自分自身で表現できる。
42・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
<授業の方法>
本授業はオンラインによるライブ型の講義形式で授業を実施する。
基本的に講義形式であるが、チャット等を利用し質問をしながら授業を進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 40  %情報収集力、文章表現力などを評価するため、レポート課題に対し最大40点を与える。 
2受講態度 60  %傾聴力、文章表現力などを評価するため、毎回提出するミニレポートに最大4点を与える。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業を契機に学生の皆さんには、運動習慣を身につけることや日常生活の中で身体を動かすこと(身体活動)の重要性を理解して欲しい。地球上で生活する上で重力に立ち向かい活動することの意味を感じ取ってもらいたい。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 小山勝弘・安藤大輔, 運動生理学―生理学の基礎から疾病予防まで, 三共出版
<授業計画の概要>
1  筋収縮の仕組み
2  筋力調節の仕組み
3  筋力を高めるためのトレーニング
4  運動とエネルギー代謝
5  持久力を左右する要因
6  持久力を高めるためのトレーニング
7  運動と食事
8  運動と酸化ストレス
9  健康とは?
10 運動とがん
11 運動と循環器疾患
12 運動と糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム
13 運動と骨粗鬆症
14 運動と認知症
15 まとめ

※授業の進度により内容は前後することがある。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。