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授業科目名 生命科学入門
時間割番号 CAD013
担当教員名 大槻 隆司/山村 英樹/志浦 寛相/大我 政敏
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
生命工学科2年次生
<授業の目的>
生命工学科の3年次の学生実験に入る前に、専門基礎知識の復習と実験に際して身につけておくべき技術を学び、科学的な思考を醸成する。
<到達目標>  到達目標とは
各個人が実験知識や手技を身につけている。
再現性や客観性、実証性などの科学的な思考に基づいて論理的な推論ができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
33・数量的リテラシーさまざまな情報を統計学的手法などにより、数理的に表現・分析できる。
44・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<授業の方法>
講義と実習
(生命工学科のブリッジ科であるため、授業内容は専門的な生物実験と強く関連している。)
本年度はオンラインでの授業(Zoom)を中心に授業を実施する。一部、実験室での実習も検討している。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %記述式問題を中心とする。到達目標に示した項目に対する理解度と応用力を評価する。 
2試験:中間期 40  %基礎知識を中心とする。到達目標に示した項目に対する理解度と応用力 を評価する。 
3小テスト/レポート 20  %課題に対する考察を重視する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
生命工学科の学生実験を履修するために必要な知識や手技を学ぶことができます。
微生物学的な実習を含むため、白衣着用、長い爪禁止、髪の長い人は髪を結ぶ事。
<テキスト>
  1. バイオ実験を安全に行うために, 化学同人, ISBN:9784759819212
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1回目:ガイダンス、実力確認テスト(Moodle)
2回目:試薬調製の基礎
3回目:危険の認識
4回目:実験室の確認
5回目:秤量、誤差を意識する
6回目:実験機器・器具の特性
7回目:正確な測定
8回目:中間総括
9回目:滅菌技術
10回目:無菌操作
11回目:無菌操作(実習)
12回目:パソコン操作、レポートの書き方
13回目:統計の考え方、データベース活用
14回目:パソコン操作、目的に合った図表をつくる(実習)
15回目:最終総括
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は生物研究分野の公的研究機関での実務経験があり、その経験に基づいた講義及び実習を行う。