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授業科目名 ストア派の倫理思想
分類人文科学
時間割番号 CAC046
担当教員名 相澤 康隆
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
「ストイック」という言葉の語源であるストア派の思想を紹介します。感情に振り回されず、心の平静を得るにはどうすればよいのでしょうか。ストア派の倫理思想の学習を通じて、この疑問に対する一つの答えを得ることができます。
<到達目標>  到達目標とは
哲学に関する多様な知識を獲得することができます。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
3汎用能力1・コミュニケーションスキル読解力情報の正確さや分析の妥当性などについて吟味しながら学術的な文献を読むことができる。
4文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
<授業の方法>
Moodleを用いたオンデマンド型の授業です。資料の掲示、課題の設定、答案に対するフィードバックという流れで行ないます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %記述式の期末試験で授業の理解度を評価します。 
2受講態度 20  %毎回の課題に対する答案で理解度や思考力を評価します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
オンデマンド型の授業ですが、資料に関する質問はフィードバックの際に、それ以外の質問はCNSやメールで随時答えます。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. ウィリアム・アーヴァイン, 良き人生について:ローマの哲人に学ぶ生き方の知恵, 白揚社, ISBN:978-4-8269-9053-0
<授業計画の概要>
第1回:ガイダンス
第2回:ストア派の開祖ゼノン
第3回:ローマのストア哲学者
第4回:ネガティブ・ビジュアリゼーション(1)今日が最後の日であるかのように生きる
第5回:ネガティブ・ビジュアリゼーション(2)悪い事態を思い描くことの意義
第6回:力の及ぶものと及ばないもの
第7回:運命について
第8回:自制について
第9回:侮辱について
第10回:悲しみについて
第11回:怒りについて
第12回:名声について
第13回:富について
第14回:老年について
第15回:総括評価(期末試験)