山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 書の様式と鑑賞
分類人文科学
時間割番号 CAC045
担当教員名 清水 文博
開講学期・曜日・時限 前期・金・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
日本の書の歴史と表現形式を理解し書を鑑賞する。また、手紙を書くことを通して書写力を高める。
<到達目標>  到達目標とは
日本の書の表現形式や様式、書式の歴史を理解することができる。書を鑑賞し、書の鑑賞のレクチャーを行うことができる。手紙の書式を理解し、硬筆で書くことによって書写力を高める。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2批評力学んだ内容を自らの言葉で的確に論評・伝達できる。
3汎用能力1・コミュニケーションスキル口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
<授業の方法>
日本の書の歴史について書の様式に着目しながら講義する。書を自身で鑑賞するだけではなく、書の魅力を伝える活動を行う。代表的な書式である手紙の書き方について硬筆実技として取り組む。
基本的にライブ型の講義とし、毎回同時双方向でライブ講義を配信する。オンデマンド型になる場合は事前に通知する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 60  %手紙についての課題と鑑賞についてのレポートによる。 
2受講態度 20  %授業への積極的な参加態度による。 
3発表/表現等 20  %名蹟鑑賞についての資料作成の内容による。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 名児耶 明 監修, 決定版 日本書道史, 芸術新聞社, ISBN:978-4875861669
  2. 全国大学書写書道教育学会 編, 国語科書写の理論と実践, 萱原書房, ISBN:978-4860121020
<授業計画の概要>
1 オリエンテーション
2 文字の伝来と書
3 三筆と三跡
4 女手の発達
5 書流、墨蹟
6 寛永の三筆
7 和様と唐様
8 近現代の書
9 書教育の歴史と現在
10 文字の整え方の基礎と行書
11 手紙を書く
12 書の鑑賞の用語
13 名蹟の鑑賞
14 名蹟鑑賞の実践
15 授業のまとめ