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授業科目名 実演・楽器学〜管弦打楽器の特性と実践的編曲法〜
分類・系統人文科学 心身・芸術系
時間割番号 CAC025
担当教員名 大内 邦靖
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
受講に際し、必ずしも高度な技術を必要としないが、「オーケストラ楽器」(ピアノ、リコーダー等NG)の演奏経験があることが必要。20人まで。
<授業の目的>
管弦打楽器の特性や記譜などに関するリサーチと発表、および、それらを活かしたトランスクリプションや編曲、(そしてその実演という実践的音楽体験を通して、)音楽についての総合的知識やスキルを獲得することを目的とする。
<到達目標>  到達目標とは
自身の担当する楽器の特性について理解し、他者に分かりやすく説明することができる。
様々な楽器の特性を理解し、実践的に合奏の中で活用するアイデアを発想することができる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー(能力・資質)>
No.コンピテンシー(能力・資質)説明 
1教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
2汎用能力1・コミュニケーションスキル口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
32・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
44・論理的思考力情報を多面的・客観的にとらえ、筋道を立てて根拠を示しながら説明できる。
<授業の方法>
基本的に対面授業。1回の授業を、前半(実演・合奏)と後半(受講生による口頭発表と討議)の2部制で進める。前半では実技を中心に合奏の基礎技術を獲得や、編成に合わせた編曲作品の実演での検証を行う。後半では、自らの演奏する楽器についての特性や記譜法などについてそれぞれリサーチして発表したり、受講生の実情に合わせたトランスクリプションや編曲を実際の音で検証したりする。受講生の音楽的関心と能力、経験に応じて授業内容や進度を調整することがある。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 10  %編曲したパート譜の提出。 
2受講態度 40  %受講態度を重視。 
3発表/表現等 50  %担当楽器についての発表内容については特に評価の対象とする。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
対面で実技を伴う形態で授業を実施する。
今年度はコロナウイルス感染症蔓延防止の観点から通常の形態で実施できない可能性がある。(来年度以降の受講を推奨)
受講に際し、必ずしも高度な技術を必要としないが、「オーケストラ楽器」(ピアノ、リコーダー等NG)の演奏経験があることが必要。
まったくの未経験者には向かない。管弦楽器は、各自楽器を持参のこと。打楽器・Cbは大学備品を使用。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1. ガイダンスと受講状況の把握
2. (前)合奏の基礎技術演習1 (後)オーケストラ楽器についての概略
3. (前)合奏の基礎技術演習2 (後)スコアリーディングに関する基礎知識
4. (前)合奏の基礎技術演習3 (後)各楽器についての発表1
5. (前)合奏の基礎技術演習4 (後)各楽器についての発表2
6. (前)合奏の基礎技術演習5 (後)各楽器についての発表3
7. (前)合奏の基礎技術演習6 (後)各楽器についての発表4
8. (前)課題作品の試演1   (後)各楽器についての発表5
9. (前)課題作品の試演2   (後)実践的編曲についての討議1
10. (前)合奏による検証1   (後)実践的編曲についての討議2
11. (前)合奏による検証2   (後)実践的編曲についての討議3
12. (前)合奏による検証3   (後)実践的編曲についての討議4
13. (前)合奏による検証4   (後)実践的編曲についての討議5
14. 合奏(演奏精度の向上)
15. 合奏(実演による成果発表)
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。