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授業科目名
担当教員
デバイス工学
小谷 信司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM317 2 (未登録) 3 後期 I
[概要]
電気系科目の応用科目の1つにデバイス工学があります。この科目ではデバイスの基礎を広く学びます。具体的には、半導体の基本的な性質と光素子、メモリの構造、集積回路を解析・設計するための方法を演習を交えながら学びます。
[具体的な達成目標]
1.デバイス(素子)に関する基礎的な知識を習得する。
2.半導体の基本的な性質と光素子、メモリの構造、集積回路の解析・設計の基礎を理解する。
[必要知識・準備]
高校で学んだ電気に関する内容や大学一年次、二年次で学んだ電気に関する実験の指導書を復習しておくと授業の理解に役立つでしょう。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %後半の授業の理解度 
2試験:中間期 40  %前半の授業の理解度 
3小テスト/レポート 20  %授業中の課題理解度 
[教科書]
  1. 竹内 淳, 高校数学でわかる半導体の原理―電子の動きを知って理解しよう, 講談社, ISBN:978-4062575454
[参考書]
  1. 水谷 孝, 新インターユニバーシティ:電子デバイス, オーム社, ISBN:978-4-274-20764-8
[講義項目]
1.デバイス工学の学び方等
2.半導体の基礎知識(1)
3.半導体の基礎知識(2)
4.ダイオード
5.バイポーラトランジスタ
6.電界効果トランジスタ
7.ショットキー障壁型電界効果トランジスタ
8.超高周波用素子
9.総括評価・まとめ(前半)
10.光素子(1)
11. 光素子(2)
12. MOSFETの応用(1)
13. MOSFETの応用(2)
14. 集積回路
15. 総括評価・まとめ(後半)
[教育方法]
小さな単元で、「理論の学習・演習・発展項目」を繰り返し、初学者が、デバイス工学に関する基本知識を身につけられるようにする。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
ハードウエアの性能と特徴を考慮したソフトウエア設計の実務経験を持ち、
その実務経験をデバイス工学で修得する項目の実践応用に活かす。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
この科目は、電気系科目の応用となる科目です。しっかり勉強してください。演習を多くしてゆっくり授業を進めます。余力のある人は、参考書に挙げた「電子デバイス」を自分で勉強してほしい。後続科目の学習に必ず役立ちます。