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授業科目名
担当教員
基礎物理学III
金 蓮花
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM206 2 (未登録) 2 前期 III
[概要]
基礎物理学IIIでは、振動・波動と呼ばれる現象とその数学的な解析方法について学ぶ。振動と波動は、物体の基本的な運動形態であり、力学、電磁気学、量子力学、音響学等極めて広範な理工系諸分野に現れる重要な物理現象である。本科目は、ばねの振動や弦の振動から始め、波動の一般的な特性を学習した後、干渉と回折に至る。
[具体的な達成目標]
(1)単振動運動を理解でき、単振動運動方程式の解を求めることができる。
(2)減衰振動と強制振動を方程式で表現でき、方程式の解を求めることができる。
(3)振動と波動の関係を理解でき、波動方程式の解を求めることができる。
(4)波の干渉や回折の物理的意味を理解でき、数学的に解析することができる。
[必要知識・準備]
基礎物理学、微分積分学
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %波動についての理解度と到達度 
2試験:中間期 40  %振動についての理解度と到達度 
3小テスト/レポート 20  %講義内容についての理解度 
[教科書]
  1. Raymond A. Serway著 松村 博之 訳, 科学者と技術者のための物理学 Ib 力学・波動, 学術図書出版社, ISBN:978-4-87361-075-7
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
 1.単振動の運動方程式とその解
  2.単振動のエネルギー
  3.単振動の合成
  4.減衰振動の運動方程式とその解
  5.減衰振動のエネルギー
  6.強制振動の運動方程式とその解
  7.強制振動のエネルギーと共振  
  8.中間評価(試験等)
  9.連成振動
 10.波の伝搬と波動方程式
 11.波動方程式の解
 12.位相、波面、群速度、位相速度
 13.波の干渉
 14.波の回折
 15.総合評価(試験等)
[教育方法]
教科書に沿って授業を行う。授業中、簡単な実験を行う。
2週毎小テストを行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
オフィスアワー 火曜日 16:00-17:00 A1-203 教官室