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授業科目名
担当教員
基礎物理学II
石井 孝明
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TJM104 2 (未登録) 1 後期 II
[概要]
 現在の電気電子技術の学問基礎が電磁気学であり、その上にたって電気回路、トランジスタなどの電子素子ができている。それらを理解していくために、クーロン力から始まり、電界、電位ポテンシャル、コンデンサ、電流、抵抗、磁気、アンペールの法則、電磁誘導、交流回路の概念を学び、特にそれらが数学的式で表現できていることを学ぶ。
[具体的な達成目標]
(1) クーロン力、電界、電位ポテンシャルを理解し、その関係を説明できる。
(2) 電荷の保存則を理解して、コンデンサー、抵抗の電気回路に適用できる。
(3) 磁気の性質、アンペールの法則、電磁誘導を理解して、過渡現象や交流回路に適用できることを説明できる。
[必要知識・準備]
 高等学校で学んだ数学、物理をしっかり身につけていることが必要です。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 90  %授業理解度・到達度(章末テストおよびレポート等による) 
2受講態度 10  %学習態度等 
[教科書]
  1. 教科書は追って指示します。
[参考書]
  1. 誉田克彦、蓬田和夫、紺野忠, 工科系の基礎物理学, 学術図書出版社, ISBN:978-4873610979
  2. 前田和茂、小林俊雄, ビジュアルアプローチ電磁気学, 森北出版, ISBN:978-4627162211
  3. 安達三郎、大貫繁雄, 電気磁気学(第2版)新装版, 森北出版, ISBN:978-4627705135
  4. 前野昌弘, よくわかる電磁気学, 東京図書, ISBN:978-4489020711
[講義項目]
 1 クーロン力
 2 ベクトルと重ね合わせ
 3 電界と電荷の保存則
 4 電気力線と電荷の保存則
 5 電位ポテンシャルと導体
 6 コンデンサーとその回路
 7 電流と抵抗
 8 ベクトル積
 9 アンペールの法則、磁気
10 ローレンツ力
11 電磁誘導
12 コイル、自己インダクタンス
13 過渡現象
14 交流電流
15 まとめと解説
[教育方法]
 新しい項目について教科書に沿って講義した後、問題を解くことによって理解を深め、応用力を養います。時々レポート課題を出し、それまでに行った講義内容が身についているか確かめます。講義を聞くだけでなく、復習(問題を解くなど)をして理解に努めるようにしてください。講義内容が分からないとき、十分考えた上で問題が解けないときは、遠慮なく質問して下さい。
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
企業での経験を基に、電磁気学が実社会でどのように使われるか解説することがある。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
オフィスアワー:火曜5限
2/3以上出席しないと単位が出せません。基本的には全部出席して下さい。