山梨大学電子シラバス

授業科目名

担当教員

科学技術英語

大渕　竜太郎

時間割番号

単位数

コース

履修年次

期別

曜日

時限

TCS301

(未登録)

後期

火

［概要］

科学技術，特に情報技術の分野では英語が事実上の共通語である．各種ソフトウェアのマニュアル，最新技術のニュースなど，国際学会の口頭発表，国際的論文誌，国際的協業のためのミーティング，など，英語を必要とする場面は多い．英語の能力を高めておくことは技術者，研究者にとって必須である．
本演習の目的は，英語を読み，書き，聴き，話す能力を高めてもらうことにある．教室におけるテキストを用いた演習と，オンライン英語教材を用いた自習により構成される．学ぶ内容は，通常の英語の能力（TOEFLやTOEICなどのテストで問われる内容）に加え，科学技術分野で使われる用語，表現，文体，文章の構成，などである．授業中はテキスト（Tech Talk Pre-Intermediate）を用い，学生と教員が共同してロールプレイなどによる演習を行う．また，科学･技術関連の新聞記事やPCのカタログやマニュアルなどを題材に，一般英語と科学技術英語を速読して理解する力をつける．自習課題にはALC社のインタラクティブなオンライン教材を科し，語彙力，読む力，聞く力を付ける．

［具体的な達成目標］

＊TOEICやTOEFLで測られるような英語のスキルを向上させる．
＊科学・技術英語文書を速読して理解する基礎を身に着ける．

［必要知識・準備］

＊中学・高校の英語で学んだ英語の基礎能力．
＊大学の共通科目の英語で学んだ英語の基礎能力．

［評価方法・評価基準］

No	評価項目	割合	評価の観点
1	試験：期末期	20 %	TOEIC類似の問題でリスニングとリーディングの力をチェックする．
2	試験：中間期	20 %	TOEIC類似の問題でリスニングとリーディングの力をチェックする．
3	小テスト／レポート	30 %	技術文書や解説文を読み解くトレーニングをする．また，オンライン教材でリスニングとリーディングのトレーニングをする．
4	受講態度	10 %	語学の演習なので，出席は前提．クラス中の質問応答なども重要な評価項目．
5	発表／表現等	20 %	講義中に英語や日本語で発表したり，質問に答えてもらう．

［教科書］

［参考書］

(未登録)

［講義項目］

（１）科学技術英語とは，ALCオンライン教材の使い方
（２） What''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''s the job?
（３） What''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''s the job? / Is that correct?
（４） Is that correct? / What are the numbers?
（５） What are the numbers?
（６） Quiz 1 / How does it work?
（７） How does it work?
（８） What happened?
（９） Can you fix it? / Online test 1
（１０）Can you fix it? / Quiz 2
（１１）I need some more information
（１２）What should we do?
（１３）What syould we do? / Take care
（１４）Take care / Quiz 3,
（１５）Online test 2, まとめ

［教育方法］

＊現実的な題材，例えば新聞記事，科学技術雑誌の記事，PCのカタログやマニュアル，数学や情報処理系のテキスト，などを題材に，一般英語と科学技術英語を速読して理解する（翻訳はしない）力をつける．
＊ ALC社のオンライン教材は主に課題として科し，語彙力，読む力，聞く力を付ける．
＊講義中のテキストを中心とした学生相互のグループワーク，教員とのインタラクション，等を重視する．
＊授業はビデオ会議システムによるライブ型の授業を中心とする．
＊授業中にMoodleを利用したクイズを行う．

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

担当教員は米国ノースカロライナ州に7年半在住．米国のノースカロライナ大学大学より学位（博士号）を取得．外資系の情報系企業の基礎研究所に研究員として勤務し，英語による会議，プレゼンテーションなどを経験．
担当教員が英語で生活し，学び，仕事をした経験に基づく授業を行う．

［JABEEプログラムの学習・教育目標との対応］

(未登録)

［その他］

授業の出席と課題の提出は必須．授業中の能動的な参加（質疑応答など）は単位取得の前提条件．