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授業科目名
担当教員
ソフトウェア工学及び演習I
高橋 正和
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCS216 2 (未登録) 2 後期 IV
[概要]
適切なソフトウェアを開発するには,使用者の要求を正しく理解して,それをプログラムに反映させることが必須である.本授業では,代表的な分析・設計・実装の手法である構造化手法とオブジェクト指向手法について概説する.さらに,実習を行うことで,これらの手法を用いて小規模なソフトウェアの分析・設計・実装を行う技術を習得する.
[具体的な達成目標]
(1)要求分析について説明することができ,小規模なソフトウェアの要求を分析できる.
(2)構造化分析・設計手法を説明でき,小規模なソフトウェアに対して適用できる.
(3)オブジェクト指向分析・設計手法を説明でき,小規模なソフトウェアに対して適用できる.
[必要知識・準備]
プログラミングの基礎
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業の第9回から14回の内容について評価する 
2試験:中間期 40  %授業の第1回から7回の内容について評価する 
3小テスト/レポート 20  %授業の第1回から7回までと,第9回から14回までの内容について演習問題を解きレポートさせる 
[教科書]
  1. 神長明、郷健太郎、杉浦茂樹、高橋正和、藤田茂、渡辺喜道, ソフトウェア工学の基礎, 共立出版
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:受講案内,要求分析と設計とは,構造化手法の考え方
第2回:構造化分析・設計手法(1)(データ・フロー・ダイヤグラム)
第3回:構造化分析・設計手法(2)(データ・コンテキスト・ダイヤグラムなど)
第4回:構造化分析・設計手法(3)(構造図と擬似コードなど)
第5回:構造化分析・設計手法(4)(総合演習1)
第6回:構造化分析・設計手法(5)(総合演習2)
第7回:中間評価(総括とまとめ)
第8回:オブジェクト指向分析・設計手法(1)(オブジェクト指向分析・設計手法の考え方)
第9回:オブジェクト指向分析・設計手法(2)(ユースケース図,クラス図)
第10回:オブジェクト指向分析・設計手法(3)(クラス図,オブジェクト図)
第11回:オブジェクト指向分析・設計手法(4)(シーケンス図)
第12回:オブジェクト指向分析・設計手法(5)(総合演習1)
第13回:オブジェクト指向分析・設計手法(6)(総合演習2)
第14回:オブジェクト指向分析・設計手法(6)(総合演習3)
第15回:評価(総括とまとめ)
[教育方法]
講義資料は電子媒体で配布するので,必要があれば各自で印刷すること.
講義内容の習得するために演習を実施する.必ず自分で問題を解くこと.
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
担当教員の企業でのソフトウェア開発経験をもとに、ソフトウェア開発における共通言語である構造化手法、オブジェクト指向手法について概説するとともに小規模ソフトウェアの設計を実施する.この作業を通じてソフトウェア設計の共通言語であるDFD、UMLを読み書きをできるようにする.
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
授業はオンライン形式で実施する.
試験の実施方法(対面、オンライン)は状況を見て判断する.