山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名
担当教員
オペレーティングシステム演習
李 吉屹/木下 雄一朗
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TCS215 1 (未登録) 2 後期 II
[概要]
教育用計算機環境での演習が効果的と思われる項目を扱い講義「オペレーティングシステム」で学ぶ内容を理解する.アプリケーションシステム構築のためにオペレーティングシステムが提供する機能と使い方を学び,ネットワークプログラミングの作成実習を行う.また並行プログラミングに関する項目にも時間をかける.なお、本科目はPBL科目である.
[具体的な達成目標]
以下の項目が具体的な達成目標である.
1. 並行プロセス(スレッド)を理解し,それを応用したプログラミングを実現できる
2. シグナルや排他制御を理解し,それを応用したプログラミングを実現できる
3. OSの持つネットワーキング機能を理解し,それを用いたゲームプログラムをデザイン・開発できる
[必要知識・準備]
「オペレーティングシステム」を並行して履修すること,ならびに先行科目として「計算機アーキテクチャI,II」および「計算機アーキテクチャI演習」を既習であることを前提とする.
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %主に達成目標3に対して評価を行う 
2試験:中間期 35  %主に達成目標1と2に対して評価を行う 
3小テスト/レポート 15  %主に達成目標1と2に対して評価を行う 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. ニール・マシュー,リチャード・ストーンズ, Linuxプログラミング改定第2版, ソフトバンク パブリッシング, ISBN:4797327014
  2. 河野健二, オペレーティングシステムの仕組み (情報科学こんせぷつ), コロナ社, ISBN:4254127057
  3. A. Siberchatz, P.B. Galvin, G. Gagne, オペレーティングシステムの概念, 共立出版, ISBN:9784320122536
[講義項目]
第1回:プロセス (1) (プロセスとは)
第2回:プロセス (2) (並行プロセスの生成と制御)
第3回:プロセスとスレッド
第4回:シグナル (1) (シグナルとは)
第5回:シグナル (2) (シグナルハンドラの各種設定)
第6回:排他制御とデッドロック
第7回:中間評価(前半の復習とまとめ)
第8回:ネットワーク通信の基礎: 簡単なチャットプログラム作成
第9回:ソケットプログラミング: 1対1通信ライブラリの作成
第10回:画面制御ライブラリCURSESの利用
第11回:シグナルによる割込み制御: 1対1非同期通信追跡ゲームの構築
第12回:データの一貫性管理
第13回:多重コネクション
第14回:追跡ゲームの改良
第15回:期末評価(後半の復習と演習全体のまとめ)
[教育方法]
- Zoom によるライブ型の授業に,Microsoft Stream および Moodle によるオンデマンド型の授業を組み合わせて実施する
- 演習課題等は,授業の Moodle ページを通して掲示する
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)