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授業科目名
担当教員
有機化学第二
桑原 哲夫
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
TAC212 2 (未登録) 2 後期 III
[概要]
 有機化学は,身近な生活用品から生物・生命体の構造や機能を理解する上で必須の学問である。本講義ではマクマリー有機化学(上・中・下)の下巻を用い,主に24章のアミンと,25-28章の生体分子について講義を行う。アミン,及び生体分子の構造や性質,反応性について有機化学的な観点から理解を深める。
[具体的な達成目標]
1)アミン・複素環の構造と性質・合成・反応を理解し説明できる
2)単糖,二糖などの糖類の構造と性質・反応性を理解し説明できる
3)アミノ酸,ペプチド,たんぱく質の構造と性質・反応性を理解し説明できる
4)脂質と核酸の構造と性質・反応性を理解し説明できる
[必要知識・準備]
 1年次から2年次前期までに開講される「基礎有機化学I&II」及び、「有機化学第一」の内容を理解していることが必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %理解度 
2試験:中間期 40  %理解度 
3小テスト/レポート 10  %講義への集中力 
4受講態度 10  %授業への積極性(挙手・発言等) 
[教科書]
  1. マクマリー 有機化学(下) (JOHN McMURRY(伊東椒・児玉三明ら訳)), 東京化学同人, ISBN:9784807909148
  2. マクマリー 有機化学(上・中) (JOHN McMURRY(伊東椒・児玉三明ら訳), 東京化学同人, ISBN:9784807908097
[参考書]
  1. ボルハルト・ショアー, 現代有機化学(上・下), 化学同人, ISBN:9784759814729
[講義項目]
1)アミンの化学(命名法と性質)
2)アミンの化学(塩基制度)
3)アミンの化学(合成)
4)アミンの化学(反応)
5)アミンの化学(窒素を含む複素環)
6)中間評価,まとめ 
7)炭化水素の分類と単糖の合成と立体配置
8)二糖・多糖と,糖類の反応
9)アミノ酸の構造
10)ペプチドの合成とタンパク質
11)タンパク質の構造と酵素反応
12)脂質とステロイド
13)核酸,ヌクレオチドとDNAの構造
14)核酸,遺伝子とDNAの複製
15)総括評価・まとめ
[教育方法]
教科書を用いて講義形式で行うが、必要に応じてプリントを配布する。また、分子模型なども利用する。小テストやレポートを通して理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)