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授業科目名 行政法II
時間割番号 LSS235
担当教員名 若生 直志
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
公害を防止し、環境を保全するための法制度(=環境法)について、主に行政法的観点から学びます。環境法の基本的な考え方を習得した上で、主要な環境問題とそれに対する法的対応について、理解を深めます。
なお、環境法には行政法以外にも民事法や国際法からのアプローチがあるため、それらについても触れることがあります。
<到達目標>
1.環境法の基本的な用語や概念について説明できること
2.環境問題について法学的観点から対応策を提示できること
<授業の方法>
ライブ型:Zoomを用いる。
講義形式。レジュメを用いる。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 90  %環境法の基礎的な考え方や制度について理解できているかを問う。 
2受講態度 10  %質問や意見については加点することがある。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
環境法が取り組むべき課題は多岐に渡ります。あるべき法理について共に考えてもらいたいと思います。
行政法IIのみの履修も可能ですが、前期開講の行政法Iを予め履修しておくことをお勧めします。
<テキスト>
  1. 特に指定しません。
<参考書>
  1. 北村喜宣, 環境法 第2版 (有斐閣ストゥディア), 有斐閣, ISBN:978-4641150638
  2. 大塚直ほか編, ベーシック環境六法〔9訂〕, 第一法規, ISBN:978-4474068681
<授業計画の概要>
1 ガイダンス、環境法の基礎
2 日本の公害と法的対応
3 現代的環境問題の特徴と法的対応
4 環境権
5 環境法の基本原則
6 個別環境法の基本構造
7 水質汚濁防止法
8 大気汚染防止法
9 土壌汚染対策法
10 廃棄物処理法
11 リサイクル法
12 自然保護法
13 環境影響評価法
14 環境訴訟
15 総括