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授業科目名 生命環境基礎ゼミ
時間割番号 LPC101
担当教員名 幸田 尚/大山  勲/島  弘幸/馬籠  純/黄瀬 佳之/奥田  徹/鈴木 俊二/斉藤 史恵/渡邊 幹彦/田中 靖浩/渡辺 連/志浦 寛相/渡邉 靖仁/石塚  迅/榎 真一
開講学期・曜日・時限 前期・金・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
問題の設定、文献・資料の収集・引用の方法・読み込み、結果の分析、発表・討論およびレポート作成などの基本的スキルを修得するとともに、大学における勉学、研究のための基礎力を身につける。さらに、データねつ造や剽窃などの問題(科学者倫)について討論する。
初めに本講義の狙いと進め方の説明を全員に行うが、それ以降は学科ごとに5人程度のグループに分かれ、各学科教員の指導のもと、検討課題の設定、レポートの作成やプレゼンテーション準備などを行う。その後は再び受講生全員が同じ教室に集まり、グループごと、検討課題に関するプレゼンテーションを行う。聴衆となった学生は、他グループの発表内容の理解に努めるとともに、聴講シートへの記入を行う。プレゼンテーション終了後は、自分達の発表に対して寄せられたシートを自分達で読み、グループ内で振り返りを行う。
この一連の作業や議論を通して、本学部における学習内容や研究手法を理解する。また、専門を異にする聴衆に対して分かりやすい話をすることや、そのためには広い学問分野に対する興味と理解を持つことの重要性を学ぶ。
<到達目標>
問題の設定、文献・資料の収集・読み込み、結果の分析・発表・討論およびレポート作成、発表などの経験を通して、本学の卒業生に求められる各種の汎用スキルの基礎が身につく。また、他グループの発表の聴講を通して、幅広い分野をもつ生命環境学部の教育・研究内容が把握できるとともに、地域理解と異文化理解がすすむ。さらに、自身の将来を見据えた勉学計画を具体的に描くことができる。
<授業の方法>
相互作用的な環境下でのグループによる共同作業や討論を中心とする。
また講義終了後、各自が発表したテーマに関するレポートと、基礎ゼミ参加によって自身がどのように変わったかをまとめた「基礎ゼミ参加レポート」とを作成し提出する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 20  %課題の問題点を把握し、論理的な流れに沿ったレポートが作成できたか。 
2受講態度 50  %積極的に取り組み、勉学に必要な各種スキルの基礎が身についているか。学生は一人1回は質問することを努力目標とする。 
3発表/表現等 30  %他者の発表を傾聴でき、かつ他者を意識した、分かりやすい発表や発言ができたか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
生命環境学部全員で参加する授業ですから、他学科の特徴を知ることにより、自身が所属している学科を再認識できるはずです。互いに刺激しあって、楽しくかつ実り多い講義となるよう、積極的に臨んでください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 
本科目の趣旨と進め方の説明
学生が取り組むテーマの概要説明

第2回〜第9回(学科に別れて、学科ごとの方針でグループ作業)
レポートの書き方・科学者倫理、検討課題の発見と課題解決への取り組み、成果のまとめとそのプレゼンテーション準備、レポート作成

第10回〜第14回
プレゼンテーションと、それに対する意見交換
他者の発表の聴講と聴講シートの作成

第15回
他者による聴講シートを元にした、グループ単位での振り返り
自己評価
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の一部は公的研究機関(微生物研究分野)での実務経験を有している。
担当教員の一部は公的研究機関(水循環解析・数値シミュレーション研究分野)での実務経験を有している。
担当教員の一部は、民間研究機関での、実務経験を有している。