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授業科目名 機能成分分析実験
時間割番号 LFS334
担当教員名 奥田  徹/久本 雅嗣/斉藤 史恵
開講学期・曜日・時限 後期・月/火/水・III-IV/III-IV/III-IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
天然物からの化合物の単離および同定及び各手法を用いた成分の定量分析を理解するための基本的な方法(材料の調製法、分離・抽出法、分析法、機能解析法)を学習し、各自が機器・器具の取り扱いを身につける。(役割分担:奥田、久本、斉藤は講義ならびに実験の実施を行う)

実験室での実習を中心とする。
実験目的、原理などについて説明を受けた後、具体的な材料を用いて実験操作を行い、得られた結果を考察し、レポートにまとめる。
一部の授業はライブ型(Zoom等によるリアルタイム動画配信)あるいはオンデマンド型(Moodle等による資料配布、課題提示などによる非同期授業)を適宜組み合わせて実施する。
<到達目標>
履修生は実験結果を多面的に考察し,植物や食品の持つ機能に関する知識を活用して総合的かつ合理的に判断するとともに、科学的にとらえる実践的な能力や多様な知識を身に着けることができる。
<授業の方法>
講義・実習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %到達目標が達成できているか評価する。 
2受講態度 30  %実習における積極性など取り組み方を評価する。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. Donald Voet 他, ヴォート基礎生化学 第5版, 東京化学同人, ISBN:978-4807909254
<授業計画の概要>
第1回 オリエンテーション(安全教育)及びポリフェノールオキシダーゼについての酵素科学(緩衝液の作成)
第2回 ポリフェノールオキシダーゼについての酵素科学(ブランクの測定)
第3回 ポリフェノールオキシダーゼについての酵素科学(酵素の抽出)
第4回 ポリフェノールオキシダーゼについての酵素科学(Kmの測定)
第5回 ポリフェノールオキシダーゼについての酵素科学(未知試料の体験)
第6回 天然物からの化合物の単離および同定(コショウからの辛味成分の抽出)
第7回 天然物からの化合物の単離および同定(カラムによる辛味成分の精製)
第8回 天然物からの化合物の単離および同定(辛味成分の化学構造の決定)
第9回 天然物からの化合物の単離および同定(HPLCの実習)
第10回 天然物からの化合物の単離および同定(HPLCによる定量分析)
第11回 各手法を用いた成分の定量分析(キレート滴定法によるCaの定量(1))
第12回 各手法を用いた成分の定量分析(キレート滴定法によるCaの定量(2))
第13回 各手法を用いた成分の定量分析(原子吸光光度法によるCaの定量)
第14回 各手法を用いた成分の定量分析(Folin-Ciocalteu(FC)法によるポリフェノール化合物の定量)
第15回 各手法を用いた成分の定量分析(脂質劣化:経時変化)