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授業科目名 果実遺伝子実験
時間割番号 LFS332
担当教員名 鈴木 俊二/山下 裕之/榎 真一
開講学期・曜日・時限 前期・月/火/水・III-IV/III-IV/III-IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
果実の重要形質に関する遺伝解析、遺伝子機能解析を中心に、果実の成熟にともなう様々な生理現象を分子、細胞、器官、個体レベルで理解する。
<到達目標>
食品原料としての果樹を理解するために、果実の成熟にともなう様々な生理現象、果樹の品質を決定する因子や育種目標形質について説明できる。
<授業の方法>
実験形式で進める
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %実験内容、実験データの理解度を評価する 
2受講態度 30  %実験実技試験および実験ノートの内容にて評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:ブドウ交配実験(山下裕)
花粉の貯蔵、調製、発芽試験、形態観察
第2回:ブドウ交配実験(山下裕)
 ブドウの除雄方法の習得
第3回:ブドウ交配実験(山下裕)
 ブドウの除雄
第4回:ブドウ交配実験(山下裕)
 貯蔵花粉使用によるブドウの交配
第5回:DNAのアガロース電気泳動
DNAの電気泳動法を学習する。
第6回:DNAクローニング
TAクローニング法と制限酵素処理によるクローニング法を学習する。
第7回:コロニーPCR
大腸菌を用いた遺伝子選抜法を学習する。
第8回:プラスミドDNAの抽出
大腸菌からプラスミドDNAを抽出する方法を学習する。
第9回: DNAシークエンシング
DNAの塩基配列決定法を学習する。
第10回:系統樹作製
DNA塩基配列から系統樹の作成方法を学習する。
第11回:試薬の調整
RNA実験に必要な試薬を調整する。
第12回:RNAの抽出と電気泳動
果実、果皮、葉からRNAを抽出する。
第13回:RT-PCR法
RNAを用いて、果実の重要形質に関する遺伝子の発現解析を行う。
第14回:ブドウ交配果実の結実率調査、形態観察、(山下裕)
第15回:総括(山下裕)
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
25年間長野県の果樹関係の試験場に勤務した。主にブドウの栽培や育種に携わったため、実務経験を活かし、ブドウ育種・栽培に関する基礎実験を行う。